平成10年度 厚生科学研究費補助(生活安全総合事業)

分担研究報告書

農薬イムノアッセイと機器分析の比較評価に関する研究
(3) 残留農薬のイムノアッセイキットによる分析

分担研究者  中澤 裕之 (星薬科大学 教授)
研究協力者
武田 明治・千野 誠・松藤 寛 (日本大学生物資源科学部 食品科学工学科)
永山 敏廣 (東京都立衛生研究所)  上野 英二 (愛知県衛生研究所)
野村 孝一 ((財)日本食品分析センター)

研究要旨

  競合ELISA法のダイアジノンとアルジカルブの市販キットの有用性について検討した。ダイアジノンキットでは、その検出能力も高く、他の農薬や野菜の影響は少なく、スクリーニング法としては有用な手段となることが示唆された。しかし、アルジカルブキットでは、検量線の段階で変動が大きく、実用に供することはできなかった。

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