平成10年度 厚生科学研究費補助(生活安全総合事業)

総括研究報告書

内分泌かく乱物質等の生活環境中の化学物質による健康影響
−日本人正常男性の生殖機能に関する総合的研究−

主任研究者  岩本 晃明 (聖マリアンナ医科大学 教授)

研究要旨

主任研究者のグループにおいてヨーロッパで実施している“妊娠女性のパートーナーを対象とした 正常男性生殖機能の国際調査”に参加し、聖マリアンナ医科大学を拠点に川崎・横浜地区での調査を 実施する一方、分担研究として、上記調査の全国4地域における実施に向けての予備的検討、 生殖機能調査における疫学的検討とデータ解析、精液検査の標準化と精度管理、 コンピュータ画像解析による精子形態および運動性の解析、非配偶者間人工授精ドナー(AID) における過去28年間の精液所見の解析、ビスフェノールAによる精巣内ホルモン環境、精子形成能、 受精能に関する研究の基礎的検討を行った。

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