平成10年度 厚生科学研究費補助(生活安全総合事業)
分担研究報告書
内分泌かく乱物質の行動影響に関する調査研究
分担研究者 鈴木 勉 (星薬科大学薬品毒性学教室 教授)
研究要旨 ベンゾ(a)ピレン、ビスフェノールAおよびフタル酸ジ-n-ブチルの単回経口投与では一般行動、運動協調性、学習・記憶および葛藤には有意な影響を及ぼさなかった。しかし、ベンゾ(a)ピレンは投与初期における自発運動量を有意に増加した、また、混餌による28日間の投与後、ビスフェノールA投与群において有意な自発運動の増加が認められた。 |