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RI管理業務

   
代謝生化学部では、研究所全体のラジオアイソトープ(放射性同位元素、RI)の管理も行っていますが、主なものにRI施設の管理があります。私共の研究所でのRI使用の主なものは、医薬品や食品の安全性研究を行うに際し、RI標識化合物を細胞や動物にとりこませ、細胞や動物体内でのそれらの挙動を調べるいわゆるトレーサー(追跡)実験にRIを用いることです。トレーサー実験に用いる核種は、水素-3,炭素14,イオウ-35,リン-33等で、出される放射線のエネルギーが非常に弱く、安全度の高いものが大部分です。その他、必要に応じて、放射性医薬品の品質管理、環境中放射性同位元素の測定も行える施設となっています。
RI施設概観
     
  RI施設の概観は、ここに写真で示してありますが、ICカードで入退室管理を行っており、RIは、RI棟内の貯蔵庫に施錠して納められています。
 
ICカードによる入退室管理
 RI所蔵庫(施錠されています)
   
  RI施設には、他の施設とは独立の排水及び排気設備が設けられています。また、RI施設の外部に出る放射線量は、「放射線障害の防止に関する法律(放射線障害防止法)」に基づいて厳しく規制されており、それを超えることのないように、RI施設内での最大使用量も厳しく制限されています。
   
 
ドラフト(実験用の排気設備)
排気設備
 排水設備
   
  施設内には、汚染検査用の機器(各種サーベイメータ、ハンドフットクロスモニタ)、RIの測定機械(液体シンチレーションカウンタ、ラジオ液体クロマトグラフィー、画像解析装置等)が、豊富にとりそろえられています。
各種サーベイメータ
 ハンドフットクロスモニタ
   
液体シンチレーションカウンタ
ラジオ液体クロマトグラフィー
 画像解析装置
 
放射線量を測定するサーベイメータなどはもちろん、さまざまなRIを計測したり試料を調製するための実験装置がとりそろえられています。
細胞培養用クリーンベンチ
超遠心機
   
  現在、放射性取扱主任者は蜂須賀第1室長が、主任者代理者は手島部長および機能生化学部の斎藤、前川が務めております。また、RI管理責任者に、斎藤、中村、高梨(千代田テクノル)、菊池(衛生微生物部)が、放射線測定責任者に、前川、高梨、RI廃棄物責任者に、中島、中村、山田(変異遺伝部)がたずさわっております。
なお、当所でのRIの使用は、国立医薬品食品衛生研究所放射線障害予防規定に基づいて運用されておりまして、教育訓練会の開催、RI使用、保管、廃棄に関わる各種書類の作成等も当部で行っています。

 

 国立医薬品食品衛生研究所
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