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水道水の安全性確保および検査精度の向上を目指して、厚生労働省 水道課は精度管理調査を毎年実施しています

実施細則

平成29年度厚生労働省水道水質検査精度管理のための統一試料調査実施細則

1. 調査概要及びフロー

 参加機関は、統一試料販売者から送付された濃度未知の試料を、通常の水質検査業務と同様の方法により濃度を測定し、結果を厚生労働省(国立医薬品食品衛生研究所)宛に報告する。厚生労働省はその報告をとりまとめ、調査結果及び全参加機関の階層化評価の結果を公表する。

@ 試料の送付
  ↓ 発送予定:平成29年5月29日(月) ※5月31日(水)までに到着予定
A 試料の測定
  ↓ 測定開始日:平成29年6月1日(木)
B 報告書(電子ファイル及び書類)の提出
  ↓ 提出締め切り:平成29年6月15日(木)
C 測定結果の解析及びとりまとめ
  ↓ 暫定結果の通知:平成29年8月(予定)
D 調査結果の公表
  ↓ 結果公表の通知:平成30年2月(予定)

※登録水質検査機関を対象とした実地調査は平成29年10月〜12月に実施予定

2. 試料の送付

下表に示す試料を5月29日(月)に発送する。試料が5月31日(水)までに届かない場合や到着時に破損していた場合は、国立医薬品食品衛生研究所(water@nihs.go.jp)に電子メールで連絡すること。

No.名称測定項目送付容器個数備考
1無機物試料フッ素及びその化合物100mL ポリエチレンびん1水溶液
2有機物試料ホルムアルデヒド500mL ガラスびん1水溶液

3. 試料の測定

@ 測定開始日
平成29年6月1日(木)以降に測定を開始すること。
A 測定方法
「水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法(平成15年厚生労働省告示第261号)」(以下、検査方法告示)に定められた以下のいずれかの方法を用いて測定すること。
測定項目検査方法
フッ素及びその化合物 別表第13:イオンクロマトグラフ(陰イオン)による一斉分析法
ホルムアルデヒド   別表第19:溶媒抽出―誘導体化―ガスクロマトグラフ―質量分析法
別表第19の2:誘導体化―高速液体クロマトグラフ法
別表第19の3:誘導体化―液体クロマトグラフ―質量分析法
B 留意点
1) 試料到着後、測定開始まで、冷蔵庫等の冷暗所で保存すること。
2) 試料には、検査方法告示に示された試料採取時の保存試薬や脱塩素処理剤を添加していないが、各機関においてこれらの試薬を添加する必要はない。
3) 検査方法告示では試料採取から一定時間内(例えばフッ素及びその化合物は24時間以内)に測定を行うこととなっているが、本調査では測定開始日以降であればいつ測定を行ってもよい。ただし、試料びんの開封後は速やかに測定を行うこと。
4) 各試料について検査方法告示に示された前処理操作以降の全ての試験操作を5回行い、5回分の測定結果を報告書に記載すること。

4. 報告書(電子ファイル)の提出

@ 「水道水質検査精度管理のホームページ」(http://www.nihs.go.jp/dec/water/)から報告書の電子ファイル「report_h29.xlsx」(Excelブック形式)をダウンロードし、無機物試料と有機物試料の測定結果及び試験操作に係る項目を全て同一のファイルに入力する。

A 入力後、ファイル名を「各機関のID(初めて参加する機関は機関名)」に変更して保存する。
※報告書はExcelブック形式で保存するものとし、他の形式(例えばPDF等)に変換しないこと。また、表記する単位・書式等の変更や、ファイル構成等を変更しないこと(行や列を増やす、ワークシートを移動する等)。

B 下記の要領に従って報告書(電子ファイル)を電子メールに添付して送信する。
※報告書の受領を確認後、受領確認のメールを返送するが、確認には時間を要する場合がある。

A) 宛先
国立医薬品食品衛生研究所 生活衛生化学部 第三室(以下の宛先)にメールを送信すること。
water@nihs.go.jp
B) 件名
メールの件名は「H29精度管理報告書」(「H29」は半角英数字)とすること。
※上記以外の件名でメールを送信した場合は、受領確認に時間を要する場合がある。
C) 添付ファイル
報告書(電子ファイル)をメールに添付すること。
※2つ以上の報告書や報告書以外の電子ファイル(送付状等)をメールに添付しないこと。
D) メール本文
メール本文に以下の内容を記載すること。

報告書ファイル名=XXXXXX(送付ファイル名と同じ)
無機物試料番号=XXXX(調査試料のラベルに表示された4桁の数字)
有機物試料番号=XXXX(調査試料のラベルに表示された4桁の数字)
機関名=○○○○
登録番号=XXX(登録水質検査機関のみ)
担当部署名=○○○○
担当者名=○○○○
担当者連絡先
電子メールアドレス=xxxx@xxx.co.jp
TEL=XX-XXXX-XXXX
FAX=XX-XXXX-XXXX

5. 報告書(書類)の提出

以下の@及びAの書類をA4サイズで作成し、送付物チェックシート(別添)と併せて提出すること。なお、@及びAの書類の原本は、各機関で保存すること。

@ 試料測定データに関わる書類一式の写し
試料や検量線のチャート・クロマトグラム、本測定に係る作業記録、測定結果の計算過程の記録等、測定結果を得るために必要な全ての情報
※第三者が理解できるよう、試験操作の順番に従って時系列的に並べること。
A 検査実施標準作業書の写し
○報告書(書類)の提出先
 〒158-8501東京都世田谷区上用賀1-18-1国立医薬品食品衛生研究所
 生活衛生化学部第三室宛
 ※封筒の表に「XXXXXX(機関ID)」及び「精度管理報告書在中」と朱書きすること。
 ※送付には精度管理試料に同梱のレターパックを使用すること。

6. 提出期限

報告書(電子ファイル)と報告書(書類)の両方を以下の期限までに提出すること。
 ○報告書(電子ファイル):平成29年6月15日(木)23時59分(電子メール受付締め切り)
 ○報告書(書類):平成29年6月15日(木)当日消印有効(又はこれに代わる発送証明)

7. 参加機関の階層化評価

統一試料の測定結果だけでなく検査方法告示の遵守状況等も踏まえて参加機関を「第1群」、「第2群」及び「要改善」の3群に分類する。

分類要件
第1群統一試料の測定精度が統計分析で良好と判定され、かつ水質検査の実施体制に疑義がないと判断された機関
第2群統一試料の測定精度が統計分析で良好と判定されたものの、検査方法告示からの逸脱等、水質検査の実施体制に疑義があると判断された機関
要改善統一試料の測定精度が統計分析において不良と判定された機関

なお、以下の事項に該当する測定結果は無効とする。

  • (1) 検査方法告示とは全く異なる検査方法によるもの
  • (2) 平成29年6月1日(木)より前に測定を開始したもの
  • (3) 報告書の電子ファイルの様式等を変更したもの
  • (4) 測定結果の報告書(電子ファイル及び書類)の提出期限が守られていないもの
  • (5) 報告時に必要書類が添付されていないもの
  • (6) その他、実施方法が適切でないと判断されるもの

8. 問い合わせ先

緊急時は、厚生労働省 医薬・生活衛生局 生活衛生・食品安全部 水道課 水道水質管理室に電子メールまたは電話で連絡すること。
緊急時以外の調査に関する問い合わせは、国立医薬品食品衛生研究所 生活衛生化学部 第三室に電子メールで連絡すること。ただし、問い合わせの際は事前に「水道水質精度管理のホームページ」(http://www.nihs.go.jp/dec/water/)に類似のQ&Aがないかどうかを確認すること。
なお、個別機関の評価に関する問い合わせに対しては回答しない。
 ○ 緊急時の連絡先
   厚生労働省医薬・生活衛生局 生活衛生・食品安全部 水道課 水道水質管理室
   電子メールアドレス:suishitsu@mhlw.go.jp
   電話番号:03-5253-1111(内4033)
 ○ 調査に関する問い合わせ先
   国立医薬品食品衛生研究所 生活衛生化学部 第三室
   電子メールアドレス:water@nihs.go.jp

9. その他

結果の評価を行う際、測定結果を算出した操作手順・測定数値などの再提出を求めることがあるため、全ての記録の原簿は保管し、求めに応じて速やかに提出できるようにしておくこと。また、試料測定及び検量線作成時のチャートやデータ等機器測定値の電子ファイルも必ず保管しておくこと。