CAPSULE(副作用情報)
インターフェロンα(スミフェロン)による全身性サルコイドーシス
The Informed Prescriber(正しい治療と薬の情報) 2001.01
49才女性が慢性骨髄性白血病と診断され,インターフェロンα3MU/dayを開始,6カ月後に完全寛解に入った.さらに,2年半経って,咳嗽,労作時の呼吸困難を来し,右膝に1〜2cmの結節が出現した.皮膚生検では,乾酪化を伴わない類上皮細胞の肉芽腫が認められ,胸部X-pおよび胸部CTでは,両側肺門部リンパ節の腫大を認めた.さらに,骨髄生検では,類上皮細胞の肉芽種を示したことから,全身性サルコイドーシスと診断した.インターフェロンα治療を中止することなく,プレドニゾロン経口投与を行ったところ,8カ月後,骨髄性白血病は依然として寛解状態にあり,皮膚結節は縮小して胸部X-pでは肺門部のリンパ節も縮小し,骨髄の肉芽腫も消失していた.
Fiorani C et al. Haematologica 85 : 1006, 2000
医薬品・治療研究会編