CAPSULE(副作用情報)
ブセレリン(スプレキュア)点鼻によるバラ疹様皮疹
The Informed Prescriber(正しい治療と薬の情報) 2001.01
48才の女性が,子宮筋腫に対してブセレリン900μg/day点鼻治療を開始して3週間後,痒みを伴う皮疹が出現し,駆幹と四肢にバラ疹様の紅斑と0.5〜1cm径の斑点状の暗褐色の色素沈着を認めた.皮膚生検で,血管周囲に軽度のリンパ球浸潤を認め,基底層にメラニンの増加が認められた.ブセレリンに対するパッチテストおよびスクラッチテストは陰性であった.ブセレリンを中止して2週間後,紅斑状の皮膚病変は色素沈着へ移行し,徐々にきれいになったが,一部は2年間にわたって残った.
Kono T et al. Brit. J. Dermatol. 143 : 68, 2000
医薬品・治療研究会編