国際化学物質安全性カード

クロルメホス ICSC番号:1682
クロルメホス
CHLORMEPHOS
Clormethylphos
S-(Chloromethy) O,O-diethyl phosphorodithioate
Phosphorodithioic acid, S-(chloromethyl) O,O-diethyl ester
C5H12ClO2PS2
分子量:234.7
CAS登録番号:24934-91-6
RTECS番号:TD5170000
ICSC番号:1682
国連番号:3018
EC番号:015-114-00-6
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発


身体への暴露
作業環境管理を厳密に
いずれの場合も医師に相談
吸入 めまい、吐き気、発汗、単収縮、縮瞳、筋痙攣、流涎、息苦しさ、痙攣、意識喪失。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に直ちに連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり
「吸入」参照。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に直ちに連絡する。
応急処置を行うときは保護手袋を着用する。
かすみ眼。
顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 胃痙攣、下痢、嘔吐。
他の症状については「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。医療機関に直ちに連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣。
この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液を密閉式のプラスチック容器に集める。残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。

・消火により生じる流出物を収容するための用意。
・食品や飼料から離しておく。
・密封。
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・海洋汚染物質。
・EU分類
 記号 : T+, N
 R : 27/28-50/53
 S : 1/2-28-36/37-45-60-61
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連包装等級(UN Packing Group):I
・GHS 分類
  注意喚起語:危険
  シンボル:どくろ-健康有害性
  皮膚に接触すると生命に危険
  飲み込むと生命に危険
  吸入すると生命に危険
  神経系の障害
  水生生物に毒性

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1682 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

クロルメホス ICSC番号:1682











物理的状態; 外観:
無色の液体

物理的危険性:


化学的危険性:
燃焼すると分解し、有毒で腐食性のフューム(リン酸化物、イオウ酸化物など)を生じる。ある種の金属を侵す。

許容濃度:
TLV は設定されていない。BEI(生物学的暴露指標)記載あり (アセチルコリンエステラーゼ阻害農薬として) (ACGIH 2006)。
(訳注:詳細はACGIHのTLVs and BEIsを参照)

MAK は設定されていない。

暴露の経路:
有害量が吸収される。

吸入の危険性:
空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
コリンエステラーゼ阻害。神経系に影響を与え、痙攣、呼吸機能低下を生じることがある。死に至ることがある。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:
コリンエステラーゼ阻害剤。影響が蓄積される可能性がある。
「一次災害/急性症状」参照。

物理的性質
・比重(水=1):1.26
・水への溶解度:0.006 g/100 ml (20℃) (非常に溶けにくい)
・蒸気圧 (20℃):ほとんどない
・引火点:> 100℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.0 (概算値)
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が強い。
・通常の使用法でも環境中へ放出される。不適切な廃棄などによるさらなる放出を避けるよう十分注意すること。

・暴露の程度によっては、定期検診を勧める。
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である。指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある。
作業衣を家に持ち帰ってはならない
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61GT6-I
付加情報


ICSC番号:1682
作成日:2006.10
クロルメホス
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所