国際化学物質安全性カード

硝酸バリウム ICSC番号:1480
硝酸バリウム
BARIUM NITRATE
Nitric acid, barium salt
Barium dinitrate
BaN2O6 / Ba(NO3)2
分子量:261.4
CAS登録番号:10022-31-8
RTECS番号:CQ9625000
ICSC番号:1480
国連番号:1446
EC番号:056-002-00-7
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。
引火性物質との接触禁止
周辺の火災時:大量の水二酸化炭素は不可
爆発 可燃性物質、還元剤と接触すると、火災や爆発の危険性がある。


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ! 
作業環境管理を厳密に! 

吸入 咳、息切れ、咽頭痛「経口摂取」参照。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、痛み
保護手袋
多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。
発赤、痛み
安全ゴーグル
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 流涎、胃痙攣、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、息切れ、脱力感
作業中は飲食、喫煙をしない。
吐かせる(意識がある場合のみ!)。
「注」参照。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を容器内に掃き入れる;湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・次に多量の水で洗い流す。
この物質を環境中に放出してはならない
・(個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク)。

・可燃性、還元性物質、金属粉末、食品や飼料から離しておく。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・海洋汚染物質。
・EU分類
 記号 : Xn
 R : 20/22
 S : 2-28
・国連危険物分類(UN Hazard Class):5.1
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1480 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

硝酸バリウム ICSC番号:1480











物理的状態; 外観:
無〜白色の結晶あるいは結晶性粉末

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると分解し、窒素酸化物を生じる。強力な酸化剤で、可燃性物質や還元性物質と反応する。金属粉末と反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV:(Baとして、可溶性化合物) 0.5 mg/m3(TWA); A4; (ACGIH 2004)
MAK:0.5 mg/m3(I); 最高限界カテゴリー:II(2); (DGF 2003)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない;しかしとくに粉末の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。低カリウム血を起こすことがある。心臓障害、筋障害を生じることがある。死に至ることがある。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点以下で分解する
・融点:590℃
・密度:3.24 g/cm3
・水への溶解度:溶ける(8.7 g/100 ml(20℃))
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

・文献では分解温度は不明である。
・マグネシウム-アルミニウム合金、イオウ粉末、軽金属粉末が混じると、衝撃に敏感になる。
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である;指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−51GOT2-I+II+III
付加情報


ICSC番号:1480
作成日:2004.04
硝酸バリウム
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所