国際化学物質安全性カード

N-フェニル-1,4-ベンゼンジアミン ICSC番号:1446
N-フェニル-1,4-ベンゼンジアミン
N-PHENYL-1,4-BENZENEDIAMINE
4-Aminodiphenylamine
N-(4-Aminophenyl)aniline
N-Phenyl-p-phenylenediamine
C12H12N2 / C6H5NHC6H4NH2
分子量:184.24
CAS登録番号:101-54-2
RTECS番号:ST3150000
ICSC番号:1446
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性である。
裸火禁止
粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐあらゆる接触を避ける

吸入
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、痛み。
保護衣、保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。
発赤、痛み。
安全眼鏡、または粉末の場合には呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 紫色(チアノ−ゼ)の唇や爪、紫色(チアノ−ゼ)の皮膚、錯乱、痙攣、めまい、頭痛、吐き気、腹痛、嘔吐、意識喪失。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。多量の水を飲ませる。吐かせない。 医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を容器内に掃き入れる;湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・(特別個人用保護具:P2有害粒子用フィルター付マスク)。

・強酸化剤、強酸から離しておく。
・乾燥。


重要データは次ページ参照
ICSC番号:1446 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

N-フェニル-1,4-ベンゼンジアミン ICSC番号:1446











物理的状態; 外観:
紫色の結晶性粉末あるいは針状晶

物理的危険性:


化学的危険性:
燃焼すると、有毒なフューム(一酸化炭素、窒素酸化物)を生成する。強酸、強力な酸化剤と反応する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない;しかし粉末の場合、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
皮膚、眼を刺激する。経口摂取すると血液に影響を与え、メトヘモグロビンを生成することがある。医学的な経過観察が必要である。これらの影響は遅れて現われることがある。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の接触により、皮膚が感作されることがある。

物理的性質
・沸点:354℃
・融点:75℃
・密度:1.09 g/cm3
・水への溶解度:0.05 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:0.000076 Pa(20℃)
・引火点:193℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.4 (計算値)
環境に関する
データ
・環境に有害な場合がある;水生生物への影響にとくに注意すること。

・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である;指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
作業衣を家に持ち帰ってはならない
・国連番号3077は溶融物質に対するものである。
付加情報


ICSC番号:1446
作成日:2002.10
N-フェニル-1,4-ベンゼンジアミン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所