国際化学物質安全性カード

N-エチルアニリン ICSC番号:1385
N-エチルアニリン
N-ETHYLANILINE
N-Ethylbenzenamine
Anilinoethane
N-Ethylphenylamine
C8H11N
分子量:121.2
CAS登録番号:103-69-5
RTECS番号:BX9780000
ICSC番号:1385
国連番号:2272
EC番号:612-053-00-2
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止濃硝酸との接触禁止
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 85℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
85℃以上では、密閉系および換気。

身体への暴露

いずれの場合も医師に相談
吸入 紫色(チアノ−ゼ)の唇や爪、紫色(チアノ−ゼ)の皮膚、錯乱、痙攣、めまい、頭痛、吐き気、意識喪失。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、痛み。「吸入」参照。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
顔面シールド。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 脱力感。「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・漏れた液を密閉式の容器に集める。
・残留液を砂または不活性吸収物質に吸収させて安全な場所に移す。
下水に流してはならない
・(特別個人用保護具:有機ガス用フィルター付マスク)

・食品や飼料、強酸化剤、強酸から離しておく。
・「化学的危険性」参照。
・床面に沿って換気。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : T
 R : 23/24/25-33
 S : 1/2-28-37-45
・国連危険物分類(UN Haz Class):6.1
・国連包装等級(UN Pack Group):III
重要データは次ページ参照
ICSC番号:1385 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

N-エチルアニリン ICSC番号:1385











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体で、光や空気に暴露すると茶色になる

物理的危険性:


化学的危険性:
燃焼すると、有毒なガス(窒素酸化物など) を生成する。酸化剤と反応する。濃硝酸酸と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
眼、皮膚を刺激する。血液に影響を与え、メトヘモグロビンを生成することがある。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:205℃
・融点:−63℃
・比重(水=1):0.96
・水への溶解度:0.24 g/100 ml(25℃)
・蒸気圧:0.4 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.2
・引火点:85℃(O.C.)
・発火温度:480℃
・爆発限界:1.6〜9.5 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.16
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

・暴露の程度によっては、定期検診が必要である。
・この物質により中毒を起した場合は、特別の処置が必要である;指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61G61c
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)2;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:1385
原案作成日:2001.03
N-エチルアニリン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所