国際化学物質安全性カード

ヨウ化水素 ICSC番号:1326
ヨウ化水素
HYDROGEN IODIDE
Anhydrous hydriodic acid
HI
分子量:127.9
CAS登録番号:10034-85-2
RTECS番号:MX1510000
ICSC番号:1326
国連番号:2197
EC番号:053-002-00-9
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。

周辺の火災時:適切な消火薬剤を使用する。
爆発

火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。
身体への暴露
あらゆる接触を避ける
いずれの場合も医師に相談
吸入 咳、咽頭痛、胸骨背部の灼熱感、息切れ、息苦しさ。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
半座位。人工呼吸が必要なことがある。医療機関にただちに連絡する。
皮膚 発赤、痛み、重度の皮膚熱傷、水疱。液体に触れた場合:凍傷
保護手袋、保温手袋、保護衣。
多量の水かシャワーで15分以上皮膚を洗い流す。凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関にただちに連絡する。
発赤、痛み。重度の熱傷。
顔面シールド または 眼用保護具と呼吸用保護具の併用。
多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずして)。医療機関にただちに連絡する。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。

漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣。
・換気。

・建物内にある場合、耐火設備(条件)。
・金属類、酸化剤から離しておく。
・換気のよい場所に保管。

・EU分類
 記号 : C
 R : 35
 S : 1/2-9-26-36/37/39-45
 Note : 5
・国連危険物分類(UN Hazard Class):2.3
・国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):8
・GHS分類
  注意喚起語:危険
  シンボル:ガスボンベ-腐食性
  加圧ガス;熱すると爆発のおそれ
  重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
  呼吸器系への刺激のおそれ

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1326 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ヨウ化水素 ICSC番号:1326











物理的状態; 外観:
刺激臭のある無色の圧縮液化ガス

物理的危険性:
気体は空気より重い。

化学的危険性:
酸化剤反応し、火災の危険をもたらす。多くの金属を侵して引火性/爆発性気体(水素[ICSC番号 0001])を生じる。水溶液は強酸であり、塩基と激しく反応し、腐食性を示す。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
MAK は設定されていない。

暴露の経路:
全ての暴露経路で局所への重度の影響

吸入の危険性:
容器を開放すると、空気中できわめて急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。吸入すると、重度の咽喉腫脹を引き起こすことがある。吸入すると眼や気道に腐食の影響が現われてから、肺水腫を引き起こすことがある。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:−35.5℃
・融点:−50.8℃
・水への溶解度:42.5 g/100 ml(よく溶ける)(20 ℃)
・蒸気圧:733 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.4
環境に関する
データ

・他の国連番号:1787 ヨウ化水素酸。国連危険物分類(UN Haz Class):8、国連包装等級(packing group):II-III。
付加情報


ICSC番号:1326
更新日2010.05
ヨウ化水素
© IPCS, CEC, 1993

ICSCホームページへもどる

国立医薬品食品衛生研究所