国際化学物質安全性カード

カルベンダジム ICSC番号:1277
カルベンダジム
CARBENDAZIM
Methyl benzimidazole-2-ylcarbamate
Methyl (1H-benzimidazol-2-yl)carbamate
Carbendazol
1H-Benzimidazol-2-ylcarbamic acid methyl ester
C9H9N3O2
分子量:191.2
CAS登録番号:10605-21-7
RTECS番号:DD6500000
ICSC番号:1277
EC番号:613-048-00-8
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。

水噴霧、粉末消火薬剤。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ
(妊娠中の)女性への暴露を避ける
青少年、小児への暴露を避ける

吸入
細かい粉塵やミストの吸入を避ける。
新鮮な空気、安静。
皮膚
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤。
安全眼鏡。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。安静。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
下水に流してはならない
・こぼれた物質を容器内に掃き入れる;湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない

・塩基、食品や飼料から離しておく。

・EU分類
 記号 : T, N
 R : 46-60-61-50/53
 S : 53-45-60-61

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1277 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

カルベンダジム ICSC番号:1277











物理的状態; 外観:
無色の結晶、または灰色〜白色の粉末

物理的危険性:


化学的危険性:
塩基と接触すると徐々に分解する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
生殖細胞変異原性グループ:3A; (DFG 2005) (訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しないが、とくに粉末の場合、噴霧または拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:


長期または反復暴露の影響:
動物試験では人の生殖に毒性影響を及ぼす可能性があることが示されている。

物理的性質
・融点(分解):302〜307℃
・密度:0.27 g/cm3
・水への溶解度:0.0008 g/100 ml(24℃)
・蒸気圧:ほとんどない (20℃)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.49
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が非常に強い。
・通常の使用法でも環境中へ放出される。不適切な廃棄などによるさらなる放出を避けるよう十分注意すること。

・製剤に溶剤が使用されている場合は、その溶剤のICSCも参照のこと。
・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある。
・Aimcozim、BAS 3460F、Battal、Bavistin、Bendazim、Carbate、Carbendor、Cekudazim、Corbel、Custos、Defensor、Delsene、Derosal、Derroprene、Equitdazin、Hoe17411、Kemdazin、Lignasan、Pillarstin、Stempor、Supercarb、Triticol はいずれも商品名である。
付加情報


ICSC番号:1277
作成日:1998.03
カルベンダジム
© IPCS, CEC, 1993

ICSCホームページへもどる

国立医薬品食品衛生研究所