国際化学物質安全性カード

イソブチルアミン ICSC番号:1253
イソブチルアミン
ISOBUTYLAMINE
2-Methylpropylamine
2-Methyl-1-propanamine
1-Amino-2-methylpropane
C4H11N / (CH3)2CHCH2NH2
分子量:73.1
CAS登録番号:78-81-9
RTECS番号:NP9900000
ICSC番号:1253
国連番号:1214
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性が高い。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
粉末消火薬剤、水溶性液体用泡消火薬剤、水噴霧、二酸化炭素
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。防爆用工具を使用する。
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
あらゆる接触を避ける! 
いずれの場合も医師に相談
吸入 灼熱感、咳、息切れ、息苦しさ
症状は遅れて現われることがある(「注」参照)。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。半座位。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚 痛み、発赤、皮膚熱傷
保護手袋、保護衣
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み、重度の熱傷
顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、灼熱感、ショック/虚脱
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。 多量の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・(個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣)。
・漏れた液を密閉式の容器に集める。
・こぼれた液を注意深く中和する。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
・次に多量の水で洗い流す。

・耐火設備(条件)。
・強力な酸化剤、強酸、食品や飼料から離しておく。

・破損しない包装;破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる。
・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):8
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1253 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

イソブチルアミン ICSC番号:1253











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある無色の液体

物理的危険性:
この蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
燃焼すると、有毒で腐食性のガス(窒素酸化物など)を生成する。水溶液は中程度の強さの塩基である。酸、酸化剤と激しく反応する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
MAK:5 ppm、15 mg/m3; 皮膚吸収(H); Peak limitation categoryピーク暴露限度カテゴリー:I(2); Pregnancy risk group妊娠中のリスクグループ:IIc (DFG 2004) (訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてきわめて急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。経口摂取すると、腐食性を示す。吸入すると、肺水腫を起こすことがある(「注」参照)。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:68〜69℃
・融点:−85℃
・比重(水=1):0.72
・水への溶解性:混和する
・蒸気圧:13.3 kPa(18.8℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.2
・引火点:−9.0℃(C.C.)
・発火温度:378℃
・爆発限界:3.4〜9 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.73
環境に関する
データ

・肺水腫の症状は 2〜3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
・医師または医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な施行を検討する。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30GFC-II
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:1253
更新日:2005.04
イソブチルアミン
© IPCS, CEC, 1993

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