国際化学物質安全性カード

1,1,2,2-テトラブロモエタン ICSC番号:1235
1,1,2,2-テトラブロモエタン
1,1,2,2-TETRABROMOETHANE
Acetylene tetrabromide
Tetrabromoacetylene
sym-Tetrabromoethane
C2H2Br4 / Br2CHCHBr2
分子量:345.7
CAS登録番号:79-27-6
RTECS番号:KI8225000
ICSC番号:1235
国連番号:2504
EC番号:602-016-00-9
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性である。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発


身体への暴露
ミストの発生を防ぐ! 

吸入 咳、咽頭痛、頭痛、めまい、吐き気、腹痛。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤。
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤。
安全眼鏡、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を乾燥砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない
・(個人用保護具:自給式呼吸器)。

・強酸化剤、強塩基、食品や飼料から離しておく。
・密封。
・床面に沿って換気。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : T+
 R : 26-36-52/53
 S : (1/2-)24-27-45-61
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連包装等級(UN Packing Group):III

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1235 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

1,1,2,2-テトラブロモエタン ICSC番号:1235











物理的状態; 外観:
刺激臭のある、黄色の重液

物理的危険性:


化学的危険性:
燃焼すると分解し、有毒で腐食性のフューム(臭化カルボニル、臭化水素など)を生じる。強塩基、強酸化剤と反応する。ある種の金属(アルミニウム、マグネシウム、亜鉛など)、ある種のプラスチック、ゴム、被膜剤を侵す。

許容濃度:
TLV:(吸引性画分および蒸気) 0.1 ppm(TWA) (ACGIH 2008)。

MAK:IIb(MAKは設定されていないが、資料は入手可能である) (DFG 2008)。
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。中枢神経系、肝臓に影響を与え、機能障害を生じることがある。

長期または反復暴露の影響:
肝臓に影響を与えることがある。

物理的性質
・沸点:243.5℃
・融点:0℃
・比重(水=1):2.96
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:5.32 Pa(24℃)
・相対蒸気密度(空気=1):11.9
・発火温度:335℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.8
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

・Muthmann's liquid は別名である。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61GT1-III
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)0;R(反応危険性)1;
付加情報


ICSC番号:1235
更新日:1995.10
1,1,2,2-テトラブロモエタン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所