国際化学物質安全性カード

亜鉛末 ICSC番号:1205
亜鉛末
ZINC POWDER
Blue powder
Merrillite
(粉末)
Zn
原子量:65.4
CAS登録番号:7440-66-6
RTECS番号:ZG8600000
ICSC番号:1205
国連番号:1436(亜鉛粉末または粉塵)
EC番号:030-001-00-1
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性が高い。多くの反応により、火災や爆発を生じることがある。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止、火花禁止、禁煙酸、塩基、混触危険物質との接触禁止(「化学的危険性」参照)
特殊粉末消火薬剤、乾燥砂、他の物質は不可水は不可
爆発 酸、水、塩基、混触危険物質と接触すると、火災や爆発の危険性がある。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。粉塵の付着を防ぐ。
火災時:水を噴霧して容器類を冷却するが、この物質に水が直接かからないようにする。
身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ作業環境管理を厳密に

吸入 金属味、金属フューム熱。
症状は遅れて現われることがある(「注」参照)。
局所排気。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥。
保護手袋。
洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。

安全眼鏡。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、吐き気、嘔吐。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・全ての発火源を除去する。
下水に流してはならない
・こぼれた物質を容器内に掃き入れ、安全な場所に移す。
・(個人用保護具:自給式呼吸器)。

・耐火設備(条件)。
・酸、塩基、酸化剤から離しておく。
・乾燥。

・気密。
・EU分類
 記号 : F, N
 R : 15-17-50/53
 S : (2-)7/8-43-46-60-61
・国連危険物分類(UN Haz Class):4.3
・国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):4.2
・国連包装等級(UN Pack Group)

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1205 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

亜鉛末 ICSC番号:1205











物理的状態; 外観:
無臭の灰色〜青色の粉末

物理的危険性:
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。乾燥状態では、撹拌、空気輸送、注入などにより、静電気を帯びることがある。

化学的危険性:
加熱すると、有毒なフュームを生じる。強力な還元剤であり、酸化剤と激しく反応する。水と反応し、また酸、塩基と激しく反応し、引火性の高い水素ガス[ICSC番号 0001]を放出する。イオウ、ハロゲン化炭化水素他多くの物質と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない。しかし、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
フュームを吸入すると、金属熱を起こすことがある。これらの影響は遅れて現われることがある。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。

物理的性質
・沸点:907℃
・融点:419℃
・比重(水=1):7.14
・水への溶解性:反応する
・蒸気圧:0.1 kPa(487℃)
・発火温度:460℃
環境に関する
データ

・亜鉛は痕跡量のヒ素を含むことがあり、水素[ICSC番号 0001]を生成するとき、有毒なアルシン[ICSC番号 0222]を生成することがある。
・水、ハロン、泡消火薬剤愛、二酸化炭素などの消火薬剤と激しく反応する。
・金属フューム熱の症状は数時間経過するまで現われない。
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−43GWS-II+III
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)0;F(燃焼危険性)1;R(反応危険性)1
付加情報


ICSC番号:1205
作成日:1994.10
亜鉛末
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所