国際化学物質安全性カード

n-ヘプタン酸 ICSC番号:1179
n-ヘプタン酸
n-HEPTANOIC ACID
Enanthic acid
n-Heptylic acid
n-Heptoic acid
CH3(CH2)5COOH/C7H14O2
分子量:130.2
CAS登録番号:111-14-8
RTECS番号:MJ1575000
ICSC番号:1179
国連番号:3265
EC番号:607-196-00-2
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。
裸火禁止
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発


身体への暴露
ミストの発生を防ぐあらゆる接触を避ける

吸入 灼熱感、咳、頭痛、吐き気、息切れ、嘔吐、喘鳴。症状は遅れて現われることがある(「注」参照)。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。半座位。必要な場合には人工呼吸。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚熱傷、痛み、水疱。
保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。
発赤、痛み、重度の熱傷。
顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 胃痙攣。他の症状については「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。吐かせない。 多量の水を飲ませる。安静。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・漏れた液を密閉式の容器に集める。
・残留液を砂または不活性吸収物質に吸収させて安全な場所に移す。
・(特別個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣)。

・塩基、食品や飼料から離しておく。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : C
 R : 34
 S : 1/2-26-28-36/37/39-45
・国連危険物分類(UN Haz Class):8
重要データは次ページ参照
ICSC番号:1179 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

n-ヘプタン酸 ICSC番号:1179











物理的状態; 外観:
澄明な油状の液体

物理的危険性:


化学的危険性:


許容濃度:
TLVは設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。吸入すると、肺水腫を起こすことがある(「注」参照)。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:223℃
・融点:−7.5℃
・比重(水=1):0.9
・水への溶解性:溶けにくい(0.24 g/100 ml)
・蒸気圧:133.3 Pa(78℃)
・引火点:110℃(C.C.)
環境に関する
データ

・肺水腫の症状は2〜3時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
付加情報


ICSC番号:1179
原案作成日:1994.10
n-ヘプタン酸
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所