国際化学物質安全性カード

ピロ亜硫酸カリウム ICSC番号:1175
ピロ亜硫酸カリウム
POTASSIUM METABISULFITE
Potassium pyrosulfite
Dipotassium disulfite
K2S2O5
分子量:222.3
CAS登録番号:16731-55-8
RTECS番号:TT4920000
ICSC番号:1175
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 特定の条件下で可燃性。「注」参照。
裸火禁止
周辺の火災時:適切な消火手段を用いる。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ
作業環境管理を厳密に

吸入 息切れ、喘鳴。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。
皮膚
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。

顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 下痢、頭痛、嘔吐、脱力感。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。多量の水を飲ませる。安静。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を容器内に掃き入れる;湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を多量の水で洗い流す。
・(個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク)。

・乾燥。
・密封。
・換気のよい場所に保管。


重要データは次ページ参照
ICSC番号:1175 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ピロ亜硫酸カリウム ICSC番号:1175











物理的状態; 外観:
刺激臭のある、白色の結晶性粉末

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱や燃焼により分解し、有毒で刺激性のフューム(イオウ酸化物など)を生じる。酸と反応し、有毒で刺激性の二酸化イオウを遊離する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない;しかし、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
この物質を吸入すると、喘息様反応を引き起こすことがある(「注」参照)。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。反復または長期の吸入により、喘息を引き起こすことがある。

物理的性質
・融点(分解):190℃
・比重(水=1):2.34
・水への溶解性:よく溶ける
環境に関する
データ

・粉末化中に多量の熱が生じると発火する場合がある。
・喘息の症状は2〜3時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
・この物質により喘息の症状を示した者は、以後この物質に接触しないこと。
付加情報


ICSC番号:1175
作成日:1995.10
ピロ亜硫酸カリウム
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所