国際化学物質安全性カード

過硫酸カリウム ICSC番号:1133
過硫酸カリウム
POTASSIUM PERSULFATE
Peroxydisulfuric acid, dipotassium salt
Potassium peroxydisulfate
K2S2O8
分子量:270.3
CAS登録番号:7727-21-1
RTECS番号:SE0400000
ICSC番号:1133
国連番号:1492
EC番号:016-061-00-1
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
可燃物との接触禁止
周辺の火災時:適切な消火薬剤を使用する
爆発 可燃性物質と接触すると、火災や爆発の危険性がある。

火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ
作業環境管理を厳密に

吸入 咳、喘鳴、咽頭痛、息苦しさ。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、痛み。
保護手袋、保護衣。
多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 吐き気、嘔吐、腹痛、下痢。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。多量の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
おがくず他可燃性吸収剤に吸収させてはならない
・こぼれた物質をふた付容器内に掃き入れる;湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く中和する。
・残留分を多量の水で洗い流す。
この物質を環境中に放出してはならない
・(個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク)。

・涼しい場所。
・乾燥。
・密封。
・可燃性物質、還元性物質、強塩基から離しておく。

・EU分類
 記号 : O, Xn
 R : 8-22-36/37/38-42/43
 S : (2-)22-24-26-37
・国連危険物分類(UN Haz Class):5.1
・国連包装等級(UN Pack Group):III

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1133 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

過硫酸カリウム ICSC番号:1133











物理的状態; 外観:
白色結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると、激しく燃焼または爆発することがある。加熱すると分解し、有毒なフューム(イオウ酸化物など)を生じる。強力な酸化剤であり、可燃性物質や還元性物質と反応する。水溶液は中程度の強さの酸である。水の存在下、塩素酸塩、過塩素酸塩と激しく反応し、爆発の危険をもたらす。水の存在下、アルミニウムなどの金属と反応し、火災の危険をもたらす。@H69 許容濃度

許容濃度:
TLV:TLV(過硫酸塩として):0.1 mg/m3 (TWA) (ACGIH 2004)
MAK:気道および皮膚感作(Sah) (DFG 2004)(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない;しかし、とくに粉末の場合、噴霧あるいは拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。粉塵を吸入すると、喘息様反応を引き起こすことがある(「注」参照)。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。反復または長期の吸入により、喘息を引き起こすことがある。じんま疹やショックといった全身のアレルギー反応を引き起こすことがある。

物理的性質
・融点以下100℃で分解する
・密度:2.5 g/cm3
・水への溶解度:5.2 g/100 ml(20℃)
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

・喘息の症状は2〜3時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
・この物質により喘息の症状を示した者は、以後この物質に接触しないこと。
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。
作業衣を家に持ち帰ってはならない
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−51G02-I+II+III
付加情報


ICSC番号:1133
更新日:2002.10
過硫酸カリウム
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所