国際化学物質安全性カード

臭素酸カリウム ICSC番号:1115
臭素酸カリウム
POTASSIUM BROMATE
KBrO3
分子量:167.0
CAS登録番号:7758-01-2
RTECS番号:EF8725000
ICSC番号:1115
国連番号:1484
EC番号:035-003-00-6
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
可燃物、還元剤との接触禁止
大量の水
爆発 可燃性物質や還元剤と接触すると火災や爆発の危険性がある。

火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。
身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ! 

吸入 咳、咽頭痛
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤
保護手袋
多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または粉末の場合には呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、下痢、吐き気、嘔吐。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。吐かせる(意識がある場合のみ!)。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を密閉式容器内に掃き入れる;湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
おがくず他可燃性吸収剤に吸収させてはならない
・(特別個人用保護具:有毒粒子用P3フィルター付マスク)。

・可燃性物質や還元性物質、金属粉末、混触危険物質から離しておく。
・「化学的危険性」参照。

・EU分類
 記号 : O, T
 R : 45-9-25
 S : 53-45
 Note : E
・国連危険物分類(UN Hazard Class):5.1
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1115 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

臭素酸カリウム ICSC番号:1115











物理的状態; 外観:
白色の結晶または粉末

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると分解し、有毒で腐食性のフュームを生じる。強力な酸化剤で、可燃性物質や還元性物質と激しく反応する。アルミニウム、二臭化二イオウ、ヒ素、炭素、銅、金属硫化物、リン、イオウと激しく反応し、火災 の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない;しかしとくに粉末状の場合、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。経口摂取すると、腎臓、中枢神経系に影響を与え、腎不全、呼吸抑制、難聴を生じることがある。これらの影響は遅れて現われることがある。

長期または反復暴露の影響:
人で発がん性を示す可能性がある。

物理的性質
・沸点(分解する):370℃
・融点:350℃
・密度:3.27 g/cm3
・水への溶解度:7.5 g/100 ml(25℃)
環境に関する
データ

・有機物が混じると、衝撃に敏感になる。
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−51S1484
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)1;F(燃焼危険性)0;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:1115
更新日:2003.11
臭素酸カリウム
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所