国際化学物質安全性カード

ベンゾニトリル ICSC番号:1103
ベンゾニトリル
BENZONITRILE
Cyanobenzene
Benzoic acid nitrile
Phenyl cyanide
C7H5N / C6H5(CN)
分子量:103.1
CAS登録番号:100-47-0
RTECS番号:DI2450000
ICSC番号:1103
国連番号:2224
EC番号:608-012-00-3
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
粉末消火薬剤、AFFF(水性膜泡消火薬剤)、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 75℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
75℃以上では、密閉系および換気。
火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。
身体への暴露
ミストの発生を防ぐ

吸入 錯乱、頭痛、息苦しさ、吐き気、意識喪失、嘔吐、脱力感。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。必要な場合には人工呼吸。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。安静。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収物質に吸収させて安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない
・自給式呼吸器付化学保護衣。

・食品や飼料から離しておく。
・密封。
・換気のよい場所に保管。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : Xn
 R : 21/22
 S : 2-23
・国連危険物分類(UN Haz Class):6.1
・国連包装等級(UN Pack Group):II
重要データは次ページ参照
ICSC番号:1103 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ベンゾニトリル ICSC番号:1103











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある無色の液体

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱や燃焼により分解し、有毒なフューム(シアン化水素、窒素酸化物など)を生じる。強酸と激しく反応し、非常に有毒なシアン化水素を生じる。ある種のプラスチックを侵す。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。細胞呼吸に影響を与え、チアノーゼを起こすことがある。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:190.7℃
・融点:−12.8℃
・比重(水=1):1.0
・水への溶解性:溶けにくい(0.1〜0.5 g/100 ml、22℃)
・蒸気圧:102 Pa(25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.6
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:75℃(C.C.)
・発火温度:550℃
・爆発限界:1.4〜7.2 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.56
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である;指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61G61b
付加情報


ICSC番号:1103
更新日:1999.10
ベンゾニトリル
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所