国際化学物質安全性カード

1,3-ジアミノブタン ICSC番号:1078
1,3-ジアミノブタン
1,3-DIAMINOBUTANE
1-Methyltrimethylene diamine
Butane-1,3-diamine
C4H12N2
分子量:88.2
CAS登録番号:590-88-5
RTECS番号:EJ6700000
ICSC番号:1078
国連番号:2733
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性である。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
泡消火薬剤、水溶性液体用泡消火薬剤、粉末消火薬剤、水噴霧、二酸化炭素
爆発 52℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
52℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。
火災時:ドラム缶などを水を噴霧して冷却する。
身体への暴露
作業環境管理を厳密に! 

吸入 咳、息苦しさ、咽頭痛
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。半座位。人工呼吸が必要になることがある。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、痛み、皮膚熱傷
保護手袋、保護衣
汚染された衣服を脱がせ、多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
かすみ眼、重度の熱傷
顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 灼熱感、腹痛、ショック/虚脱
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。多量の水を飲ませる。吐かせない。 医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・すべての発火源を取り除く。
・漏れた液をふた付きの容器に集める。
・(個人用保護具:有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク)
・化学保護衣。

・耐火設備(条件)。
・酸化剤から離しておく。
・密封。

・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):III

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1078 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

1,3-ジアミノブタン ICSC番号:1078











物理的状態; 外観:
無色の液体

物理的危険性:


化学的危険性:
燃焼すると分解し、有毒なフューム(窒素酸化物)を生じる。水溶液は中程度の強さの塩基である。酸化剤と反応する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
MAK は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮、経口摂取

吸入の危険性:
噴霧すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。経口摂取すると、腐食性を示す。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:142〜150℃
・比重(水=1):0.85
・水への溶解性:非常によく溶ける
・蒸気圧:0.6 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1
・引火点:52℃(O.C.)
環境に関する
データ

・この物質の環境への影響に関するデータが不十分なので、最大の注意を払う必要がある。
・この物質は可燃性で引火点<61℃であるが、文献では爆発限界は不明である。
・この物質に暴露したときの健康への影響は十分に調べられていない。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30GFC-III
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)2;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:1078
作成日:2004.04
1,3-ジアミノブタン
© IPCS, CEC, 1993

ICSCホームページへもどる

国立医薬品食品衛生研究所