国際化学物質安全性カード

酢酸カドミウム ICSC番号:1075
酢酸カドミウム
CADMIUM ACETATE
Acetic acid, cadmium salt
Bis(acetoxy) cadmium
C4H6CdO4 / Cd(CH3CO2)2
分子量:230.50
CAS登録番号:543-90-8
RTECS番号:EU9800000
ICSC番号:1075
国連番号:2570
EC番号:048-001-00-5
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。

周辺の火災時:適切な消火薬剤を用いる。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐあらゆる接触を避ける

吸入 咳。
密閉系。
新鮮な空気、安静。
皮膚
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。
発赤。
安全ゴーグル、粉末の場合には呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずして)。
経口摂取 腹痛、吐き気、嘔吐。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲ませる。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・自給式呼吸器付化学保護衣。
・こぼれた物質をふた付容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない

・食品や飼料から離しておく。
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。
・消火により生じる流出物を収容するための用意。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・海洋汚染物質。
・EU分類
 記号 : Xn, N
 R : 20/21/22-50/53
 S : 2-60-61
 Note : A
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連包装等級(UN Packing Group):III
・GHS 分類
  注意喚起語:危険
  シンボル:感嘆符-健康有害性-環境
  飲み込むと有害
  遺伝性疾患のおそれ
  発がんのおそれ
  長期または反復暴露による腎臓、骨の障害
  水生生物に非常に強い毒性
  長期的影響により水生生物に非常に強い毒性

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1075 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

酢酸カドミウム ICSC番号:1075











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱により分解し、有毒なフューム(酸化カドミウム)を生じる。

許容濃度:
TLV (Cdとして)(吸入性画分):0.002 mg/m3 (TWA); A2(人における発がん性が疑われる物質); BEI(生物学的暴露指標)記載あり (ACGIH 2007)。
(訳注:詳細はACGIHのTLVs and BEIsを参照)

MAK (Cdおよび無機化合物) (吸引性画分):皮膚吸収(H);発がん性カテゴリー:1;生殖細胞変異原性グループ:3A (DFG 2006)。
(訳注:詳細はDFGのList of MAK and BAT valuesを参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
とくに粉末の場合、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:


長期または反復暴露の影響:
腎臓、骨に影響を与え、腎臓障害、骨粗鬆症を生じることがある。

物理的性質
・融点:255℃
・密度:2.34 g/cm3
・水への溶解性:非常によく溶ける
環境に関する
データ
・水生生物に対して非常に毒性が強い。
・植物、シーフードで生物濃縮が起こることがある。
・環境中に放出しないように強く勧告する。

・この物質についての情報はほとんどない。ここでの健康への影響は主に他のカドミウム化合物の調査に基づくものである。
・暴露の程度によっては、定期検診を勧める。
作業衣を家に持ち帰ってはならない
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61GT5-II
付加情報


ICSC番号:1075
更新日:2007.04
酢酸カドミウム
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所