国際化学物質安全性カード

ジアリルエーテル ICSC番号:1071
ジアリルエーテル
DIALLYL ETHER
3,3'-Oxybis(1-propene)
Allyl ether
C6H10O / (CH2=CHCH2)2O
分子量:98.2
CAS登録番号:557-40-4
RTECS番号:KN7525000
ICSC番号:1071
国連番号:2360
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性が高い。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
粉末消火薬剤、水溶性液体用泡消火薬剤、水噴霧、二酸化炭素
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。酸、酸化剤と接触すると、火災や爆発の危険性がある。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。充填、取り出し、取扱い時に圧縮空気を使用してはならない。防爆用工具を使用する。帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。
火災時:ドラム缶などを水を噴霧して冷却する。
身体への暴露


吸入 咳、嗜眠、意識喪失
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥、発赤、痛み
保護手袋、保護衣
汚染された衣服を脱がせ、洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤、痛み
顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 感覚鈍麻、吐き気、嗜眠、意識喪失
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・換気。
・すべての発火源を取り除く。
・漏れた液を密閉式の容器に集め、残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
下水に流してはならない
・(個人用保護具:有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク)

・耐火設備(条件)。
・酸、酸化剤から離しておく。
・「化学的危険性」参照。
・安定化した状態でのみ貯蔵。
・涼しい場所。
・暗所に保管。

・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1071 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ジアリルエーテル ICSC番号:1071











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体

物理的危険性:
この蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。

化学的危険性:
爆発性過酸化物を生成することがある。酸、酸化剤と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
MAK は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
この物質の蒸気は眼、皮膚、気道を刺激する。中枢神経系に影響を与え、意識低下を生じることがある。

長期または反復暴露の影響:
この液体は皮膚の脱脂を起こす。

物理的性質
・沸点:94 ℃
・融点:−6 ℃
・比重(水=1):0.8
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:5.79 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.4
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.1
・引火点:−6 ℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.7(計算値)
環境に関する
データ

・この物質の環境への影響は調べられていない。
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する。
・蒸留前に過酸化物をチェックする;検出された場合は除去する。
・臭気と許容濃度との関係は不明である。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30GFT1-II
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)1;
付加情報


ICSC番号:1071
作成日:2004.04
ジアリルエーテル
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所