ホレート
ICSC:1060
PHORATE
ピアレビュー:2000/03/10
ジチオリン酸O,O-ジエチル-S-エチルチオメチル O,O-Diethyl-S-(ethylthio)methyl phosphorodithioate
CAS登録番号:298-02-2
RTECS番号:TD9450000
国連番号:3018
EC番号:015-033-00-6
EINECS番号:206-052-2
化学式:C7H17O2PS3
分子量:260.4
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 可燃性。 裸火禁止。 水噴霧、泡消火剤、粉末消火剤、二酸化炭素を使用する。
爆発
身体への暴露 作業環境管理を厳密に! いずれの場合も医師に相談!
吸入 痙攣、息苦しさ、縮瞳、筋痙攣、過剰流涎、発汗。 換気、局所排気または呼吸用保護具を使用する。 新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり! 「吸入」参照。 保護手袋、保護衣。 汚染された衣服を脱がせ、洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
「吸入」参照。 呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグル、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズを外す)、医療機関に連絡する。
経口摂取 「吸入」参照。
胃痙攣、下痢、嘔吐。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。 口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管および処理する
・この物質を環境中に放出してはならない
・個人用保護具:自給式呼吸器付気密化学保護衣
・EU分類
記号:T+, N; R:27/28-50/53;
S:(1/2)-28-36/37-45-60-61
・国連分類
国連危険物分類:6.1; 国連包装等級:I
・GHS分類
注意喚起語:危険
飲み込んだり、皮膚に接触または吸入すると生命に危険
神経系の障害
長期または反復暴露による神経系の障害
長期的影響により水生生物に非常に強い毒性
緊急時対応 貯蔵
・Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)-61GT6-I ・消火により生じる流出物を収容するための用意
・食品や飼料から離しておく
・換気のよい部屋に保管
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
重要データ
≪物理的状態;外観≫
特徴的な臭気のある無色〜黄色の液体。

≪物理的危険性≫

≪化学的危険性≫
熱の影響下で分解し、リン酸化物および硫黄酸化物のフュームを生じる。

≪許容濃度≫
TLV:0.05mg/m3 (TWA); (皮膚吸収); A4 (人における発がん性が分類できていない物質); BEIあり; (ACGIH 2005)。

≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:吸入、経皮、経眼および経口摂取。

≪吸入の危険性≫
20℃で気化すると、空気が汚染されて、やや遅く有害濃度に達する。 ただし、噴霧もしくは拡散すると、かなり急速に有害濃度に達する。

≪短期暴露の影響≫
中枢神経系に影響を与えることがある。 コリンエステラーゼ阻害を生じることがある。 暴露すると死に至る場合がある。 医学的な経過観察が必要である。 これらの影響は遅れて現われることがある。

≪長期または反復暴露の影響≫
コリンエステラーゼ阻害。 影響が蓄積される可能性がある。 「一次災害/急性症状」参照。

物理的性質 環境影響データ
・融点:−42.9℃
・比重(水=1):1.2
・水への溶解度:溶けない
・蒸気圧:0.1 Pa (20℃)
・引火点:160℃ (o.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.9
・水生生物に対して強い毒性がある
・環境に有害な場合がある
・鳥類およびハチへの影響にとくに注意すること
・通常の使用でも環境中へ放出される
・不適切な廃棄などにより、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・暴露の程度によっては、定期検診を勧める
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である(指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく)
・2005年10月に一部更新(許容濃度、EU分類、応急処理参照)
・2008年11月に一部更新(経口摂取、応急処置、許容濃度、貯蔵参照)
・2013年4月に一部更新(GHS分類参照)
付加情報

IPCS
International
Programme on
Chemical Safety
WHO ILO EC
Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety and the European Commission
© IPCS 2004-2012
LEGAL NOTICE
Neither the EC nor the IPCS nor any person acting on behalf of the EC or the IPCS is responsible for the use which might be made of this information.

ICSCホームページへもどる

国立医薬品食品衛生研究所