国際化学物質安全性カード

1,2,4-トリクロロベンゼン ICSC番号:1049
1,2,4-トリクロロベンゼン
1,2,4-TRICHLOROBENZENE
1,2,4-Trichlorobenzol
unsym-Trichlorobenzene
C6H3Cl3
分子量:181.5
CAS登録番号:120-82-1
RTECS番号:DC2100000
ICSC番号:1049
国連番号:2321
EC番号:602-087-00-6
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性である。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発


身体への暴露
ミストの発生を防ぐ! 

吸入 咳、咽頭痛、灼熱感。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥、発赤、ざらつき。
保護手袋
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、咽頭痛、嘔吐。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。多量の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
・こぼれた物質を密閉式 容器内に掃き入れる。
この物質を環境中に放出してはならない
・(特別個人用保護具:有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク)

・強力な酸化剤、酸、食品や飼料から離しておく。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・海洋汚染物質。
・EU分類
 記号 : Xn, N
 R : 22-38-50/53
 S : 2-23-37/39-60-61
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連包装等級(UN Packing Group):III

重要データは次ページ参照
ICSC番号:1049 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

1,2,4-トリクロロベンゼン ICSC番号:1049











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体または白色の結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
燃焼すると分解し、塩化水素などの有毒なフュームを生じる。酸化剤と激しく反応する。

許容濃度:
TLV:5 ppm(天井値) (ACGIH 2003)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する; しかし噴霧もしくは拡散すると、かなり急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
この液体は皮膚の脱脂を起こす。肝臓に影響を与えることがある。

物理的性質
・沸点:213℃
・融点:17℃
・比重(水=1):1.5
・水への溶解性:34.6 mg/l
・蒸気圧:40 Pa(25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):6.26
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.002
・引火点:105℃(C.C.)
・発火温度:571℃
・爆発限界:2.5〜6.6 vol%(空気中、150℃))
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.98
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が強い。
・魚類で生物濃縮が起こることがある。

・作業時のどの時点でも、許容濃度(天井値)を超えてはならない。
・1,3,5-トリクロロベンゼン[ICSC0344]、1,2,3-トリクロロベンゼン[ICSC1222]も参照のこと。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61GT1-III
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)1;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:1049
更新日:2003.11
1,2,4-トリクロロベンゼン
© IPCS, CEC, 1993

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