国際化学物質安全性カード

イソブテン ICSC番号:1027
イソブテン
ISOBUTENE
Isobutylene
2-Methylpropene
1,1-Dimethylethylene
(圧力容器)
C4H8 / CH2=C(CH3)2
分子量:56.1
CAS登録番号:115-11-7
RTECS番号:UD0890000
ICSC番号:1027
国連番号:1055
EC番号:601-012-00-4
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性がきわめて高い。
裸火禁止、火花禁止、禁煙酸化物質との接触禁止
供給源を遮断する;それが不可能でかつ周辺に危険が及ばなければ、燃え尽きるにまかせる;その他の場合は水噴霧、粉末消火薬剤、二酸化炭素を用いて消火する。
爆発 気体/空気の混合気体は爆発性である。酸化剤、ハロゲンと接触すると、火災や爆発の危険性がある(「化学的危険性」参照)。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。防爆用工具を使用する。
火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。安全な場所から消火作業を行う。
身体への暴露


吸入 めまい、し眠、感覚鈍麻、吐き気、意識喪失、嘔吐。
密閉系および換気。
新鮮な空気、安静。必要な場合には人工呼吸。医療機関に連絡する。
皮膚 液体に触れた場合:凍傷
保温用手袋。
凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関に連絡する。
「皮膚」参照。
顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。

漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・危険区域から立ち退く! 
・専門家に相談する! 
・換気。
・すべての発火源を取り除く。
下水に流してはならない
液体に向けて水を噴射してはならない
・自給式呼吸器付化学保護衣。

・耐火設備(条件)。
・混触危険物質から離しておく。
・「化学的危険性」参照。
・涼しい場所。

・EU分類
 記号 : F+
 R : 12
 S : 2-9-16-33
 Note : C
・国連危険物分類(UN Haz Class):2.1
重要データは次ページ参照
ICSC番号:1027 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

イソブテン ICSC番号:1027











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の圧縮液化ガス

物理的危険性:
この気体は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。天井が低い場所では滞留して酸素欠乏を引き起こすことがある。流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。

化学的危険性:
ハロゲン、酸化剤、強酸と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入

吸入の危険性:
容器を開放すると液体がきわめて急速に気化し、閉ざされた場所では空気中で過飽和となり、窒息の危険を生じる。

短期暴露の影響:
この液体が急速に気化すると、凍傷を起こすことがある。中枢神経系に影響を与えることがある。高濃度の場合、意識を喪失することがある。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:−6.9℃
・融点:−140.3℃
・比重(水=1):0.59
・水への溶解度:0.03 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:257 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):1.94
・引火点:−76.1℃(C.C.)
・発火温度:465℃
・爆発限界:1.8〜9.6 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.35
環境に関する
データ

・沸点におけるこの液体の密度:0.605 kg/l
・空気中の濃度が高いと酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う。
・区域内に入る前に酸素濃度を測定する。
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−502
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)1;F(燃焼危険性)4;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:1027
更新日:2000.04
イソブテン
© IPCS, CEC, 1993

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