国際化学物質安全性カード

炭酸ジエチル ICSC番号:1022
炭酸ジエチル
DIETHYL CARBONATE
Carbonic acid diethyl ester
Ethyl carbonate
C5H10O3 / (C2H5O)2CO
分子量:118.13
CAS登録番号:105-58-8
RTECS番号:FF9800000
ICSC番号:1022
国連番号:2366
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性。
裸火禁止、火花禁止、禁煙強酸化剤との接触禁止
AFFF(水性膜泡消火薬剤)、水溶性液体用泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 25℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 強酸化剤と接触すると、火災や爆発の危険性がある。
25℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。
火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。
身体への暴露
ミストの発生を防ぐ

吸入 咳、吐き気、咽頭痛。
換気。
新鮮な空気、安静。
皮膚
保護手袋。
洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。安静。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収物質に吸収させて安全な場所に移す。
・(特別個人用保護具:有機ガス用フィルター付マスク)

・耐火設備(条件)。
・強酸化剤から離しておく。
・涼しい場所。
・密封。

・国連危険物分類(UN Haz Class):3
・国連包装等級(UN Pack Group):III
重要データは次ページ参照
ICSC番号:1022 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

炭酸ジエチル ICSC番号:1022











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある無色の液体

物理的危険性:
この物質の蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
強酸化剤と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。多くのプラスチックや樹脂を侵す。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない;しかし、噴霧すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、気道を刺激する。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:126℃
・融点:−43℃
・比重(水=1):0.98
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:1.1 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.07
・引火点:25℃(C.C.)
・発火温度:445℃
・爆発限界:1.4〜11.0 vol%(空気中)
環境に関する
データ

・この物質の環境への影響は十分に調べられていない。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30G35
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)1;
付加情報


ICSC番号:1022
原案作成日:2000.10
炭酸ジエチル
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所