1,3-ジクロロプロペン(異性体混合物)
ICSC:0995
1,3-DICHLOROPROPENE (MIXED ISOMERS)
ピアレビュー:2013/04/12
3-クロロアリルクロリド
1,3-ジクロロプロピレン
γ-クロロアクリルクロリド
1,3-Dichloropropylene
Dichloropropene
3-Chloroallyl chloride
DCP
CAS登録番号:542-75-6
RTECS番号:UC8310000
国連番号:2047
EC番号:602-030-00-5
EINECS番号:208-826-5
化学式:C3H4Cl2
分子量:111.0
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 引火性。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 水噴霧、粉末消火剤、泡消火剤、二酸化炭素を使用する。
爆発 25℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 25℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露 あらゆる接触を避ける!
ミストの発生を防ぐ!
いずれの場合も医師に相談!
吸入 咳、咽頭痛、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐。 換気、局所排気または呼吸用保護具を使用する。 新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤。 保護手袋、保護衣。 応急処置を行うときは、保護手袋を着用する。 汚染された衣服を脱がせ、洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
発赤。 呼吸用保護具と併用して、 安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズを外す)、医療機関に連絡する。
経口摂取 腹痛。 作業中は飲食、喫煙をしない。 口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲ませる。吐かせない。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・換気
・すべての発火源を取り除く
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・漏れた液やこぼれた液を密閉式のプラスチック容器にできる限り集める
・この物質を環境中に放出してはならない
・EU分類
記号:T, N; R:10-20-24/25-36/37/38-43-65-50/53; S:(1/2)-36/37-45-60-61; Note:C, D
・国連分類
国連危険物分類:3; 国連包装等級:III
・GHS分類
注意喚起語:危険
引火性液体および蒸気
飲み込んだり、皮膚に接触または吸入すると有毒
皮膚および眼刺激
アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ
発がんのおそれの疑い
呼吸器への刺激のおそれ
中枢神経系の障害
長期的影響により水生生物に非常に強い毒性
緊急時対応 貯蔵
・NFPA(米国防火協会)コード:H(健康有害性)2; F(燃焼危険性)3; R(反応危険性)0 ・耐火設備
・金属および酸化剤から離しておく
・密封
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
重要データ
≪物理的状態;外観≫
刺激臭のある無色の液体。

≪物理的危険性≫
この物質の蒸気は空気より重く、地面に沿って移動して、遠距離発火の可能性がある。 流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。

≪化学的危険性≫
燃焼すると分解し、塩化水素を含む有毒で腐食性のフュームを生じる。 酸化剤および金属と反応する。

≪許容濃度≫
TLV:1 ppm (TWA); (皮膚吸収); A3 (動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質); (ACGIH 2012)。
MAK:発がん性カテゴリー: 2; 皮膚吸収 (H); 皮膚感作 (SH); (DFG 2012)。
≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮および経口摂取。

≪吸入の危険性≫
20℃で気化すると、空気は汚染されて、きわめて急速に有害濃度に達することがある。

≪短期暴露の影響≫
眼、皮膚および気道を刺激する。 中枢神経系に影響を与えることがある。

≪長期または反復暴露の影響≫
反復または長期の接触により、皮膚感作を起こすことがある。 人で発がん性を示す可能性がある。

物理的性質 環境影響データ
・沸点:108℃
・融点:<−50℃
・比重(水=1):1.22
・水への溶解度:0.2 g/100ml (20℃)
・蒸気圧:3.7 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.8
・蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.1 (20℃)
・引火点:25℃ (c.c.)
・爆発限界:5.3〜14.5 vol% (空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.82
・水生生物に対して強い毒性がある
・水生環境中で長期にわたり影響を及ぼすことがある
・環境中に放出しないように強く勧告する
・添加された安定剤や阻害剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性がある(専門家に相談する)
・作業衣を家に持ち帰ってはならない
付加情報

IPCS
International
Programme on
Chemical Safety
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