国際化学物質安全性カード
酢酸水銀(II)
ICSC:0978
MERCURIC ACETATE
ピアレビュー:2014/04/11
酢酸第二水銀
ジアセトキシ水銀(II)
Acetic acid, mercury(2+) salt
Mercury di(acetate)
CAS登録番号:1600-27-7
RTECS番号:AI8575000
国連番号:1629
EC番号:080-004-00-7
EINECS番号:216-491-1
化学式:C4H6O4Hg / Hg(CH3COO)2
分子量:318.7
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 不燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。
爆発
身体への暴露 あらゆる接触を避ける!
吸入 咽頭痛、咳。 局所排気、呼吸用保護具を使用する。 新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり!発赤。 保護手袋、保護衣。 汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
充血。 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取 金属味、灼熱感、腹痛、嘔吐、下痢。 作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。 口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・専門家に相談する!
・個人用保護具:化学保護衣
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質をふた付きの容器内に掃き入れる
・残留分を注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
・破損しない包装
・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・重度の海洋汚染物質
・EU分類
記号:T+, N; R:26/27/28-33-50/53; S:(1/2)-13-28-36-45-60-61; Note:A, 1
・国連分類
国連危険物分類:6.1; 国連包装等級:II
・GHS分類
注意喚起語:危険
飲み込むと生命に危険
皮膚に接触すると有毒
アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ
腎臓の障害のおそれ
長期または反復暴露による神経系および腎臓の障害のおそれ
長期的影響により水生生物に非常に強い毒性
緊急時対応 貯蔵
・食品や飼料から離しておく
・暗所に保管
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・密封
重要データ
≪物理的状態;外観≫
白色の結晶または白色の結晶性の粉末。

≪物理的危険性≫


≪化学的危険性≫
加熱や光の影響下で分解する。多くの金属を侵す。アンモニア、強酸および強酸化剤と反応する。

≪許容濃度≫
TLV (Hgとして): 0.025 mg/m3 (TWA); (皮膚吸収); A4 (人における発がん性が分類できていない物質); BEI(生物学的暴露指標)記載あり; (ACGIH 2013)。
EU OEL (Hg):0.02 mg/m3 (TWA); SCOEL勧告あり。
≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入、経皮および経口摂取。

≪吸入の危険性≫
拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

≪短期暴露の影響≫
本物質は眼、皮膚および気道を刺激する。腎臓に影響を与えることがある。医学的な経過観察が必要である。

≪長期または反復暴露の影響≫
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。中枢神経系、末梢神経系および腎臓に影響を与えることがある。運動失調、感覚および記憶障害、振戦、筋力低下および腎臓障害を生じることがある。男性生殖能に影響を与えことがある。人の生殖細胞に遺伝性の遺伝子損傷を引き起こすことがある。「注」参照。
物理的性質 環境影響データ
・178℃で分解する
・密度:3.28 g/cm3
・水への溶解度(20℃):40 g/100 ml(よく溶ける)
・蒸気圧(25℃):0.24 Pa(計算値)
・水生生物に対して強い毒性がある
・水生生物で生物濃縮が起こることがある
・環境中に残存するので、環境中に放出しないように強く勧告する
・暴露の程度によっては、定期検診を勧める
・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・本物質に関する特定のデータが欠落しているため、本カードの情報は他の水銀(II)化合物との類似性に基づいた
付加情報

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Programme on
Chemical Safety
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