国際化学物質安全性カード

フッ化ナトリウム ICSC番号:0951
フッ化ナトリウム
SODIUM FLUORIDE
Natrium fluoride
Sodium monofluoride
NaF
分子量:42.0
CAS登録番号:7681-49-4
RTECS番号:WB0350000
ICSC番号:0951
国連番号:1690
EC番号:009-004-00-7
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性である。
火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
高温面との接触禁止
周辺の火災時:適切な消火薬剤を使用する。
爆発

火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露


吸入 咳、咽頭痛。
換気(粉末でない場合)、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。半座位。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤。
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
顔面シールド、または粉末の場合には呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、灼熱感、痙攣、嗜眠、咳、下痢、咽頭痛、嘔吐、意識喪失。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。吐かせる(意識がある場合のみ!)。多量の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質をふた付容器内に掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
・個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク。

・酸、食品や飼料から離しておく。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : T
 R : 25-32-36/38
 S : (1/2-)22-36-45
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連包装等級(UN Packing Group):III

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0951 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

フッ化ナトリウム ICSC番号:0951











物理的状態; 外観:
白色の結晶または粉末

物理的危険性:


化学的危険性:
高温面や炎に触れると分解して、有毒で腐食性のフュームを生成する。酸と反応して有毒で腐食性のフュームを生じる。

許容濃度:
TLV:(Fとして) 2.5 mg/m3 (TWA); A4(人における発がん性が分類できていない物質); BEI(生物学的暴露指標)記載あり; (ACGIH 2003)。
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

MAK:(Fとして) (吸引性画分) 1 mg/m3; ピーク暴露限度カテゴリー:II(4); 皮膚吸収(H); 妊娠中のリスクグループ:C (DFG 2005)。
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しないが、噴霧あるいは拡散すると、浮遊粒子がかなり急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。経口摂取すると低カルシウム血、低カリウム血を引き起こし、中枢神経系および心臓の障害を生じることがある。

長期または反復暴露の影響:
骨や歯に影響を与えることがある(フッ素沈着)。

物理的性質
・沸点:1700℃
・融点:993℃
・密度:2.8 g/cm3
・水への溶解度:4.0 g/100 ml(20℃)
環境に関する
データ

・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である;指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61S1690
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)0;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0951
作成日:2003.11
フッ化ナトリウム
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所