二酸化窒素(圧力容器)
ICSC:0930
NITROGEN DIOXIDE(cylinder)
ピアレビュー:2013/10/04
過酸化窒素 Dinitrogen tetroxide (「注」参照)
Nitrogen tetroxide
Nitrogen peroxide
CAS登録番号:10102-44-0
RTECS番号:QW9800000
国連番号:1067
EC番号:007-002-00-0
EINECS番号:233-272-6
化学式:NO2
分子量:46.0
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。 可燃性物質との接触禁止。 周辺の火災時:適切な消火剤を使用する。
爆発 火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。
身体への暴露 あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談!
吸入 咳、咽頭痛、息切れ、めまい、頭痛、灼熱感、息苦しさ、吐き気。症状は遅れて現われることがある。「注」参照。 呼吸用保護具、密閉系または換気を使用する。 新鮮な空気、安静。半座位。酸素処置が必要な場合がある。直ちに医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、灼熱感、痛み、重度の皮膚熱傷。 保護手袋、保護衣。 少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す 直ちに医療機関に連絡する。
発赤、痛み、重度の熱傷。 呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズを外す)、直ちに医療機関に連絡する。
経口摂取 口や喉の熱傷。 作業中は飲食、喫煙をしない。 口をすすぐ。吐かせない。直ちに医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付気密化学保護衣
・換気
・おがくず、または他の可燃性吸収剤に吸収させてはならない
・細かな噴霧水を用いて蒸気を除去する
・使用した水を石灰粉末やソーダ石灰で中和する
・EU分類
記号:O, T+; R:8-26-34;
S:(1/2)-9-26-28-36/37/39-45; Note:5
・国連分類
国連危険物分類:2.3; 国連の副次的危険性による分類:5.1 および 8
・GHS分類
注意喚起語:危険
加圧ガス(熱すると爆発のおそれ)
発火または火災助長のおそれ(酸化性物質)
吸入すると生命に危険
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
肺の障害
長期または反復暴露による肺の障害
緊急時対応 貯蔵
・床面に沿って換気
・可燃性物質および還元剤から離しておく
重要データ
≪物理的状態;外観≫
刺激臭のある帯赤褐色気体または茶色や黄色の液体。

≪物理的危険性≫
この気体は空気より重い。

≪化学的危険性≫
本物質は強酸化剤であり、可燃性物質や還元性物質と激しく反応する。 水と反応し、硝酸および一酸化窒素を生成する。 水の存在下で、多くの金属を侵す。

≪許容濃度≫
TLV:0.2 ppm (TWA); A4 (人における発がん性が分類できていない物質); (ACGIH 2013)。
MAK:0.5 ppm, 0.95 mg/m3; 発がん性カテゴリー: 3B; ピーク暴露限度カテゴリー: I(1); 妊娠のリスクグループ: D; (DFG 2013)。
≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:吸入。

≪吸入の危険性≫
容器を開放すると、空気中でこの気体はきわめて急速に有害濃度に達する。

≪短期暴露の影響≫
眼、皮膚および気道に対して腐食性を示す。 高濃度で暴露すると、のどが腫れて窒息することがある。 この気体や蒸気を吸入すると、肺水腫を起こすことがある。 「注」参照。
許容濃度をはるかに超えて暴露すると、死に至る場合がある。 これらの影響は遅れて現われることがある。 重度の暴露影響は、無症状期間後に現れる場合がある。 医学的な経過観察が必要である。

≪長期または反復暴露の影響≫
肺に影響を与え、機能障害および感染に対する抵抗力の低下を起こすことがある。

物理的性質 環境影響データ
・沸点:21.2℃
・融点:−11.2℃
・比重(水=1):1.45 (液体)
・水への溶解度:反応する
・蒸気圧:96 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):1.58
・加圧された市販の茶色の液体は、二酸化窒素と無色の四酸化窒素(CAS番号:10544-72-6)の平衡混合物である
・刺激性のない濃度で、肺水腫を起こすことがある
・肺水腫の症状は、2〜3時間経過してから現われる場合が多く、安静を保たないと悪化する
・そのため、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な処置を検討する
・汚染された衣服は、火災の危険があるため、多量の水ですすぎ洗いする
・圧力容器が漏出しているときは、液化気体の散逸を防ぐため、洩れ口を上にする
付加情報

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International
Programme on
Chemical Safety
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