国際化学物質安全性カード

酢酸イソプロピル ICSC番号:0907
酢酸イソプロピル
ISOPROPYL ACETATE
Acetic acid, 1-methylethyl ester
2-Acetoxypropane
2-Propyl acetate
C5H10O2 / (CH3)2CHCOOCH3
分子量:102.1
CAS登録番号:108-21-4
RTECS番号:AI4930000
ICSC番号:0907
国連番号:1220
EC番号:607-024-00-6
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性が高い。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
粉末消火薬剤、AFFF(水性膜泡消火薬剤)、泡消火薬剤、二酸化炭素
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。充填、取り出し、取扱い時に圧縮空気を使用してはならない
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露


吸入 咳、嗜眠、頭痛、咽頭痛
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥、発赤
保護手袋
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。
発赤、痛み
安全ゴーグル
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、めまい
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。 安静。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・漏れた液やこぼれた液を密閉式のglass 容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
・(個人用保護具:有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク)

・耐火設備(条件)。
・酸化剤から離しておく。
・涼しい場所。

・EU分類
 記号 : F, Xi
 R : 11-36-66-67
 S : (2-)16-26-29-33
 Note : C
・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0907 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

酢酸イソプロピル ICSC番号:0907











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある無色の液体

物理的危険性:
この蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
酸化物質と激しく反応する。多くのプラスチックを侵す。

許容濃度:
TLV:100 ppm(TWA);200 ppm(STEL)(ACGIH 2004)
MAK:1100 ppm, 420 mg/m3; Peak limitation category:I(2); Pregnancy risk group:C (DFG 2004)

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
蒸気は眼、気道を刺激する。液体を飲み込むと、肺に吸い込んで化学性肺炎を起こす危険がある。許容濃度をはるかに超えて暴露すると、意識が低下することがある。

長期または反復暴露の影響:
この液体は皮膚の脱脂を起こす。

物理的性質
・沸点:89℃
・融点:−73℃
・比重(水=1):0.88
・水への溶解度:溶ける(4.3 g/100 ml)(27℃)
・蒸気圧:5.3 kPa(17℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.15
・引火点:2℃(C.C.)
・発火温度:460℃
・爆発限界:1.8〜7.8 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.3
環境に関する
データ

・アルコール飲料の使用により有害作用が増大する。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30S1220
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)1;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0907
更新日:1998.3
酢酸イソプロピル
© IPCS, CEC, 1993

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