国際化学物質安全性カード

イソプレン ICSC番号:0904
イソプレン
ISOPRENE
2-Methyl-1,3-butadiene
beta-Methylbivinyl
2-Methylbutadiene
C5H8 / CH2=C(CH3)CH=CH2
分子量:68.1
CAS登録番号:78-79-5
RTECS番号:NT4037000
ICSC番号:0904
国連番号:1218 (抑制剤入り)
EC番号:601-014-00-5
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性がきわめて高い。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
粉末消火薬剤、AFFF(水性膜泡消火薬剤)、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。
充填、取り出し、取り扱い時に圧縮空気を使用してはならない
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
ミストの発生を防ぐ

吸入 灼熱感、咳、めまい、息苦しさ、吐き気、息切れ、咽頭痛。
換気。局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、痛み。
保護手袋。
多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または眼用保護具と呼吸用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、灼熱感。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器にできる限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
下水に流してはならない
この物質を環境中に放出してはならない
・個人用保護具: 自給式呼吸器付完全保護衣。

・耐火設備(条件)。
・可燃性物質、還元性物質、強酸化剤、強塩基、強酸、アルコール、酸塩化物から離しておく。
・涼しい場所。
・暗所に保管。
・密封。
・安定化した状態でのみ貯蔵。
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。

・EU分類
 記号 : F+, T
 R : 45-12-68-52/53
 S : 53-45-61
 Note : D
・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):I

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0904 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

イソプレン ICSC番号:0904











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、揮発性の高い無色の液体

物理的危険性:
蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある。遠距離引火の可能性がある。流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。

化学的危険性:
爆発性過酸化物を生成しやすい。加熱や多くの物質の影響下で重合し、火災や爆発の危険を伴う。強酸化剤、強還元剤、強酸、強塩基、酸塩化物、アルコールと反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
MAK は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。中枢神経系に影響を与え、呼吸機能低下を生じることがある。意識低下を引き起こすことがある。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の暴露により、肺が冒されることがある。人で発がん性を示す可能性がある。

物理的性質
・沸点:34℃
・融点:−146℃
・比重(水=1):0.7
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:53.2 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.4
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.8
・引火点:−54℃ (c.c.)
・発火温度:220℃
・爆発限界:1.5〜8.9 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.30
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

・重合を防止するため、通常抑制剤が含まれる。
・この物質の人の健康への影響に関するデータが不十分なので、最大の注意を払う必要がある。
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する。
・蒸留前に過酸化物をチェックする;検出された場合は除去する。
・蒸気は抑制されておらず重合し、弁や排気孔を詰まらせることがある。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)-30S1218
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)4;R(反応危険性)2
付加情報


ICSC番号:0904
更新日:1997.04
イソプレン
© IPCS, CEC, 1993

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