国際化学物質安全性カード

イソブチルアルデヒド ICSC番号:0902
イソブチルアルデヒド
ISOBUTYRALDEHYDE
2-Methyl-1-propanal
Isobutanal
C4H8O / (CH3)2CHCHO
分子量:72.1
CAS登録番号:78-84-2
RTECS番号:NQ4025000
ICSC番号:0902
国連番号:2045
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性が高い。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
粉末消火薬剤、AFFF(水性膜泡消火薬剤)、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。充填、取り出し、取扱い時に圧縮空気を使用してはならない
火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。
身体への暴露
作業環境管理を厳密に
いずれの場合も医師に相談
吸入 咽頭痛、咳、灼熱感、息切れ、息苦しさ。症状は遅れて現われることがある(「注」参照)。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。必要な場合には人工呼吸。医療機関に連絡する。
皮膚 痛み、発赤、水疱、皮膚熱傷。
保護手袋、保護衣。
多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
痛み、発赤、重度の熱傷、視力喪失。
安全ゴーグル、顔面シールド。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 灼熱感、胃痙攣、ショックまたは虚脱。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。 多量の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・大量の場合、危険区域から立ち退く in case of large spills. ! 
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収物質に吸収させて安全な場所に移す。
下水に流してはならない
・(特別個人用保護具: 自給式呼吸器付完全保護衣)。

・耐火設備(条件)。
・強酸化剤、強塩基、強酸、強還元剤から離しておく。
・密封。

・国連危険物分類(UN Haz Class):3
・国連包装等級(UN Pack Group):I
重要データは次ページ参照
ICSC番号:0902 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

イソブチルアルデヒド ICSC番号:0902











物理的状態; 外観:
刺激臭のある、無色の液体

物理的危険性:
この物質の蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
加熱や燃焼により分解し、刺激性の煙やフュームを生じる。酸化剤、強還元剤、強塩基と反応する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取

吸入の危険性:


短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。経口摂取すると、腐食性を示す。この物質を吸入すると、肺水腫を起こすことがある(「注」参照)。死に至ることがある。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:63〜64℃
・融点:−65℃
・比重(水=1):0.8
・水への溶解度:6.7 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:15.3 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.2
・引火点:−25℃
・発火温度:196℃
・爆発限界:1.6〜10.6 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.2
環境に関する
データ

・肺水腫の症状は 2〜3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
・医師または医師が認定した者が、適切なスプレー剤を直ちに使用することを検討する。
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−693
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)1;
付加情報


ICSC番号:0902
原案作成日:1997.04
イソブチルアルデヒド
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所