国際化学物質安全性カード

ジビニルベンゼン(異性体混合物) ICSC番号:0885
ジビニルベンゼン(異性体混合物)
DIVINYLBENZENE (MIXED ISOMERS)
Vinylstyrene
DVB
C10H10 / C6H4(CH=CH2)2
分子量:130.20
CAS登録番号:1321-74-0
RTECS番号:CZ9370000
ICSC番号:0885
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こる。
裸火禁止
粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 76℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
76℃以上では、密閉系および換気。
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
ミストの発生を防ぐ! 

吸入 咳、咽頭痛。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。
皮膚 発赤。
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。
発赤、痛み。
安全眼鏡。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。吐かせない。 安静。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付きマスク。
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。

・酸化剤から離しておく。
・涼しい場所。
・安定化した状態でのみ貯蔵。


重要データは次ページ参照
ICSC番号:0885 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ジビニルベンゼン(異性体混合物) ICSC番号:0885











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある無色の液体

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると重合することがあり、火災または爆発の危険を伴う。酸化剤と激しく反応する。

許容濃度:
TLV:10 ppm (TWA) (ACGIH 2007)。

MAK:IIb(MAK値は設定されていないが、資料は入手可能) (DFG 2008)。

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入。

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。

物理的性質
・沸点:195℃
・融点:−66.9 〜 −52℃
・比重(水=1):0.9
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:133 Pa(32.7℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.48
・引火点:76℃(o.c.)
・発火温度:500℃
・爆発限界:1.1〜6.2 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.59 (概算値)
環境に関する
データ

・市販のビニルベンゼンは3つの異性体を含有するが、メタ異性体が主である。
・この物質の人の健康への影響に関するデータが不十分なので、最大の注意を払う必要がある。
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する。
・DVB-22, DVB-55はいずれも商品名である。
・スチレン[ICSC番号 0073]も参照のこと。
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)2;R(反応危険性)2;
付加情報


ICSC番号:0885
更新日1997.4
ジビニルベンゼン(異性体混合物)
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所