国際化学物質安全性カード

ジクロベニル ICSC番号:0867
ジクロベニル
DICHLOBENIL
2,6-Dichlorobenzonitrile
DBN
2,6-Dichlorophenylcyanide
C7H3Cl2N / C6H3Cl2(CN)
分子量:172.0
CAS登録番号:1194-65-6
RTECS番号:DI3500000
ICSC番号:0867
EC番号:608-015-00-X
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性である。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。

周辺の火災時:適切な消火手段を用いる。
爆発


身体への暴露 長期または反復暴露の影響」参照


吸入
換気(粉末でない場合)、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。
皮膚 吸収される可能性あり
保護手袋
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤
安全ゴーグル
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。 医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・(個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク)。
この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を密閉式 容器内に掃き入れる;湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。

・消火により生じる流出物を収容するための用意。
・酸化剤、食品や飼料から離しておく。
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : Xn, N
 R : 21-51/53
 S : (2-)36/37-61

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0867 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ジクロベニル ICSC番号:0867











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、白色〜オフホワイトの結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると分解し、塩化水素などの有毒で腐食性のフュームを生じる。酸化剤と激しく反応する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
MAK は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取

吸入の危険性:
拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:


長期または反復暴露の影響:
皮膚に影響を与え、塩素ざ瘡を生じることがある。

物理的性質
・沸点:270℃
・融点:145〜146℃
・密度:1.3 g/cm3
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:0.073 Pa(20℃)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.64
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が強い。
・通常の使用法でも環境中へ放出される。不適切な廃棄などによるさらなる放出を避けるよう十分注意すること。

・ジクロベニルはクロルチアミドの主代謝物である。
・他の融点:139〜145℃ (工業用)
・Casoron、Decabane、Prefix D、Cyclomec、Niagara 5006、Norosac5996 はいずれも商品名である。
・クロルチアミド[ICSC0852]も参照のこと。
付加情報


ICSC番号:0867
更新日:2005.04
ジクロベニル
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所