国際化学物質安全性カード

o-クロロフェノール ICSC番号:0849
o-クロロフェノール
o-CHLOROPHENOL
2-Chlorophenol
2-Chloro-1-hydroxybenzene
2-Hydroxychlorobenzene
C6H5ClO / C6H4ClOH
分子量:128.6
CAS登録番号:95-57-8
RTECS番号:SK2625000
ICSC番号:0849
国連番号:2021
EC番号:604-008-00-0
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 64℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
64℃以上では、密閉系および換気。
火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。
身体への暴露
ミストの発生を防ぐ

吸入 咳、息切れ、咽頭痛。「経口摂取」参照。症状は遅れて現われることがある(「注」参照)。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。半座位。必要な場合には人工呼吸。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり!発赤、痛み。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
発赤、痛み、かすみ眼。
顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、し眠、脱力感、痙攣。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。 医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・漏れた液をふた付きの容器に集める。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない
・(特別個人用保護具:有機ガス用フィルター付マスク)
・化学保護衣。

・強酸化剤、食品や飼料から離しておく。
・密封。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・海洋汚染物質。
・EU分類
 記号 : Xn, N
 R : 20/21/22-51/53
 S : 2-28-61
 Note : C
・国連危険物分類(UN Haz Class):6.1
・国連包装等級(UN Pack Group):III
重要データは次ページ参照
ICSC番号:0849 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

o-クロロフェノール ICSC番号:0849











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある無色の液体

物理的危険性:
この物質の蒸気は空気より重い。

化学的危険性:
燃焼すると分解し、有毒で腐食性のフューム(塩酸、塩素)を生じる。酸化剤と反応する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を強く刺激する。エーロゾルを吸入すると、肺水腫を起こすことがある(「注」参照)。中枢神経系に影響を与えることがある。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:175℃
・融点:9.3〜9.8℃
・比重(水=1):1.3
・水への溶解度:2.85 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:230 Pa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.4
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.08
・引火点:64℃(C.C.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.15
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が強い。
・水生環境中で長期にわたる影響を及ぼすことがある。

・肺水腫の症状は 2〜3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
・医師または医師が認定した者が、適切なスプレー剤を直ちに使用することを検討する。
・Pine-O Disinfectant、Septi-Kleen はいずれも商品名である。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−799
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)2;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0849
更新日:1999.03
o-クロロフェノール
© IPCS, CEC, 1993

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