国際化学物質安全性カード

p-ニトロクロロベンゼン ICSC番号:0846
p-ニトロクロロベンゼン
p-NITROCHLOROBENZENE
1-Chloro-4-nitrobenzene
PCNB
PNCB
NO2C6H4Cl
分子量:157.6
CAS登録番号:100-00-5
RTECS番号:CZ1050000
ICSC番号:0846
国連番号:1578
EC番号:610-005-00-5
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。多くの反応により、火災や爆発を生じることがある。
裸火禁止
水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発

安全な場所から消火作業を行う。
身体への暴露
作業環境管理を厳密に

吸入 紫色(チアノーゼ)の唇や爪、めまい、頭痛、吐き気、嘔吐、脱力感。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり
「吸入」参照。
保護手袋、保護衣。
多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。

安全ゴーグル、顔面シールド、粉末の場合には眼用保護具と呼吸用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
「吸入」参照。

口をすすぐ。吐かせる(意識がある場合のみ!)。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を密閉式容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
おがくず他可燃性吸収剤に吸収させてはならない
この物質を環境中に放出してはならない
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣。

・可燃性物質、還元性物質、食品や飼料から離しておく。
・換気のよい場所に保管。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : T,N
 R : 23/24/25-40-48/20/21/22-68-51/53
 S : 1/2-28-36/37-45-61
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0846 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

p-ニトロクロロベンゼン ICSC番号:0846











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、帯黄色の結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると分解し、有毒なガス(窒素酸化物、塩化水素、ホスゲン、塩素)を生じる。 強酸化剤で、可燃性や還元性の物質と激しく反応する。

許容濃度:
TLV:0.1 ppm (TWA);(皮膚);A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質);BEI(生物学的暴露指標)記載あり (ACGIH 2008)。

MAK:皮膚吸収(H);発がん性カテゴリー:3B (DFG 2008)。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない。しかし、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
血液に影響を与える、メトヘモグロビンを生成することがある(「注」参照)。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。

物理的性質
・沸点:242℃
・融点:82〜84℃
・比重(水=1):1.3
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:20 Pa(30℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.44
・引火点:127℃(c.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.39
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が強い。
・水生環境中で長期にわたる影響を及ぼすことがある。

・暴露の程度によっては、定期検診を勧める。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)-877
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)1;R(反応危険性)2;
付加情報


ICSC番号:0846
更新日1997.10
p-ニトロクロロベンゼン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所