国際化学物質安全性カード

酢酸 sec-ブチル ICSC番号:0840
酢酸 sec-ブチル
sec-BUTYL ACETATE
1-Methylpropyl acetate
Acetic acid, 2-butyl ester
C6H12O2 / CH3COOCH(CH3)CH2CH3
分子量:116.16
CAS登録番号:105-46-4
RTECS番号:AF7380000
ICSC番号:0840
国連番号:1123
EC番号:607-026-00-7
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性が高い。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
泡消火薬剤、水溶性液体用泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。
充填、取り出し、取り扱い時に圧縮空気を使用してはならない
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露


吸入 咳、咽頭痛、めまい、頭痛。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥。
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤。
安全眼鏡。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 吐き気。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク。
・すべての発火源を取り除く。
・換気。
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器にできる限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
下水に流してはならない

・耐火設備(条件)。
・強酸化剤 強塩基 強酸から離しておく。

・EU分類
 記号 : F
 R : 11-66
 S : 2-16-23-25-29-33
 Note : C
・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0840 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

酢酸 sec-ブチル ICSC番号:0840











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体

物理的危険性:
この蒸気は空気とよく混合し、爆発性混合物を生成しやすい。

化学的危険性:
強酸化剤、強酸、強塩基と反応し、火災および爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV:200 ppm (TWA) (ACGIH 2003)。

MAK:IIb(MAK値は設定されていないが、資料は公表されている) (DFG 2008)。
(訳注:詳細はDFGのList of MAK and BAT valuesを参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入。

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
蒸気は軽度に眼、気道を刺激する。中枢神経系に影響を与えることがある。許容濃度をはるかに超えて暴露すると、意識低下を引き起こすことがある。

長期または反復暴露の影響:
液体は皮膚の脱脂を起こす。

物理的性質
・沸点:112℃
・融点:−99℃
・比重(水=1):0.87
・水への溶解度:0.8 g/100 ml (20℃)
・蒸気圧:1.33 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.0
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.04 (計算値)
・引火点:17℃ (c.c.)
・爆発限界:1.7〜9.8 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.51
環境に関する
データ

・この物質に暴露したときの健康への影響は十分に調べられていない。
・この物質の環境への影響は十分に調べられていない。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)-30S1123-II
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)1;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)0
付加情報


ICSC番号:0840
更新日:2003.11
酢酸 sec-ブチル
© IPCS, CEC, 1993

ICSCホームページへもどる

国立医薬品食品衛生研究所