国際化学物質安全性カード

ホサロン ICSC番号:0797
ホサロン
PHOSALONE
S-(6-chloro-2,3-dihydro-2-oxobenzoxazol-3-ylmethyl) O,O-diethyl phosphorodithioate
Benzphos
C12H15ClNO4PS2
分子量:367.8
CAS登録番号:2310-17-0
RTECS番号:TD5175000
ICSC番号:0797
国連番号:2783
EC番号:015-067-00-1
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。有機溶剤を含む液体製剤は引火性のことがある。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
水噴霧、粉末消火薬剤。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ

吸入 めまい、吐き気、単収縮、発汗、縮瞳、筋痙攣、流涎、 嘔吐、下痢、息苦しさ、痙攣、咳、視力障害、意識喪失。
細かい粉塵やミストの吸入を避ける。局所排気または呼吸用保護具。
医療機関にただちに連絡する。
皮膚 発赤。
他の症状については「吸入」参照。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関にただちに連絡する。
発赤。
顔面シールド、粉末の場合には眼用保護具と呼吸用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。医療機関にただちに連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣。
この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を密閉式容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。

・食品や飼料から離しておく。
・密封。
・換気のよい場所に保管。
・消火により生じる流出物を収容するための用意。
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・重度の海洋汚染物質。
・EU分類
 記号 : T, N
 R : 21-25-50/53
 S : 1/2-36/37-45-60-61
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連包装等級(UN Packing Group):III
・GHS分類
  注意喚起語:危険
  シンボル:どくろ-環境
  飲み込むと有毒
  皮膚に接触すると有毒
  吸入すると有害
  アレルギー性皮膚反応をおこすおそれ
  水生生物に非常に強い毒性

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0797 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ホサロン ICSC番号:0797











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色〜白色の結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると分解し、塩化水素、窒素酸化物、リン酸化物およびイオウ酸化物含む有毒で腐食性のフュームを生じる。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
MAK は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。

吸入の危険性:
浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
コリンエステラーゼ阻害。神経系に影響を与え、痙攣、呼吸機能低下を生じることがある。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。暴露すると、死に至ることがある。軽度に眼および皮膚を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
コリンエステラーゼ阻害剤。影響が蓄積される可能性がある:「一次災害/急性症状」参照。反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。

物理的性質
・融点:47.5〜48℃
・密度:1.4 g/cm3
・水への溶解度:0.0003 g/100 ml(25℃)
・非常に溶けにくい
・蒸気圧:ほとんどない(25℃)
・引火点:100℃(c.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):4.3
環境に関する
データ
・水生生物に対して非常に毒性が強い。
・通常の使用法でも環境中へ放出される。不適切な廃棄などによるさらなる放出を避けるよう十分注意すること。
・生物濃縮が起こることがある。

・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある。
・暴露の程度によっては、定期検診を勧める。
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である。指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
・製剤に溶剤が使用されている場合は、その溶剤のICSCも参照のこと。
作業衣を家に持ち帰ってはならない
付加情報


ICSC番号:0797
更新日2010.11
ホサロン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所