国際化学物質安全性カード

4-アミノビフェニル ICSC番号:0759
4-アミノビフェニル
4-AMINOBIPHENYL
(1,1'-Biphenyl)-4-amine
p-Biphenylamine
p-Xenylamine
4-Aminodiphenyl
C12H11N / C6H5-C6H4NH2
分子量:169.2
CAS登録番号:92-67-1
RTECS番号:DU8925000
ICSC番号:0759
EC番号:612-072-00-6
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発


身体への暴露
あらゆる接触を避ける
いずれの場合も医師に相談
吸入 感覚鈍麻、頭痛。
密閉系および換気。
新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
発赤。
安全ゴーグル、顔面シールド、または眼用保護具と呼吸用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。
吐かせる(意識がある場合のみ!)。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を密閉式容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣。

・強力な酸化剤から離しておく。
・密封。

・破損しない包装。破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる。
・EU分類
 記号 : T
 R : 45-22
 S : 53-45
 Note : E

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0759 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

4-アミノビフェニル ICSC番号:0759











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の様々な形状の固体
空気に暴露すると紫色になる

物理的危険性:


化学的危険性:
燃焼すると、有毒なガスを生成する。水溶液は弱塩基である。強力な酸化剤と反応する。

許容濃度:
TLV:どの暴露経路でもできる限り低濃度になるよう注意深くコントロールする; (皮膚); A1(人における発がん性が確認されている物質) (ACGIH 2007)。
(訳注:詳細は ACGIH の TLVs and BEIs を参照)

MAK:皮膚吸収(H); 発がん性カテゴリー:1 (DFG 2007)。
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない。しかし拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼を刺激する。膀胱に影響を与え、血尿を生じることがある。

長期または反復暴露の影響:
人で発がん性を示す。

物理的性質
・沸点:302℃
・融点:53℃
・比重(水=1):1.2
・水への溶解度:0.2 g/100 ml(25℃)
・引火点:153℃ (c.c.)
・発火温度:450℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.8
環境に関する
データ

・定期健診が必要である。尿の沈殿物、細胞診断に特別に注意しなければならない。
作業衣を家に持ち帰ってはならない
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)-61G12b
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)1;R(反応危険性)0
付加情報


ICSC番号:0759
更新日:1997.08
4-アミノビフェニル
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所