国際化学物質安全性カード

4-ビニルトルエン ICSC番号:0735
4-ビニルトルエン
4-VINYL TOLUENE
p-Methyl styrene
1-Ethenyl-4-methylbenzene
p-Vinyl toluene
CH3C6H4CH=CH2 / C9H10
分子量:118.2
CAS登録番号:622-97-9
RTECS番号:WL5076000
ICSC番号:0735
国連番号:2618
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性。
加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こる。
裸火禁止
水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素
爆発 52.8℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
52.8℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。
火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。
身体への暴露
ミストの発生を防ぐ! 

吸入 めまい、嗜眠、感覚鈍麻、頭痛、咽頭痛
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥、発赤
保護手袋
洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤
安全眼鏡
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、吐き気、嘔吐
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。 医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・換気。
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
・(個人用保護具:自給式呼吸器)。

・強力な酸化剤、強酸から離しておく。
・密封。
・換気のよい場所に保管。
・安定化した状態でのみ貯蔵。

・海洋汚染物質。
・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):III

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0735 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

4-ビニルトルエン ICSC番号:0735











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体

物理的危険性:
この蒸気は空気より重い。

化学的危険性:
加温すると重合することがあり、火災または爆発の危険を伴う。強力な酸化剤、強酸と反応する。

許容濃度:
TLV:50 ppm(TWA), 100 ppm(STEL); A4(人における発がん性が分類できていない物質); (ACGIH 2004)
MAK:100 ppm, 490 mg/m3; ピーク暴露限度カテゴリー:I(2); (DFG 2004) (訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。中枢神経系に影響を与えることがある。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 この液体は皮膚の脱脂を起こす。肝臓、腎臓に影響を与え、組織損傷を生じることがある。

物理的性質
・沸点:173℃
・融点:−34℃
・比重(水=1):0.897
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:<0.1 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.1
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:52.8℃
・発火温度:515℃
・爆発限界:1.1〜5.3 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.580
環境に関する
データ

・ビニルトルエン異性体混合物[ICSC0514]も参照のこと。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30GF1-III-9
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)2;R(反応危険性)2;
付加情報


ICSC番号:0735
更新日:1997.04
4-ビニルトルエン
© IPCS, CEC, 1993

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