国際化学物質安全性カード

リチウム ICSC番号:0710
リチウム
LITHIUM
Li
原子量:6.9
CAS登録番号:7439-93-2
RTECS番号:OJ5540000
ICSC番号:0710
国連番号:1415
EC番号:003-001-00-4
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性。多くの反応により、火災や爆発を生じることがある。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止、火花禁止、禁煙水との接触禁止
特殊粉末消火薬剤。水は不可他の消火薬剤は不可
爆発 可燃性物質や水と接触すると火災や爆発の危険性がある。

火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却するが、水が直接かからないようにする。
身体への暴露
あらゆる接触を避ける
いずれの場合も医師に相談
吸入 灼熱感、咳、息苦しさ、息切れ、咽頭痛。症状は遅れて現われることがある(「注」参照)。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。半座位。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、皮膚熱傷、痛み、水疱。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み、重度の熱傷。
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 胃痙攣、腹痛、灼熱感、吐き気、ショックまたは虚脱、嘔吐、脱力感。
作業中は飲食、喫煙をしない。
医療機関に連絡する。「注」参照。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・専門家に相談する! 
下水に流してはならない
・こぼれた物質を乾燥した金属製の密閉式容器内に掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
・(特別個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣)。

・耐火設備(条件)。
・強酸化剤、酸、ハロン他混触危険物質から離しておく。
・「化学的危険性」参照。
・乾燥。
・鉱油中に保管。

・気密。
・EU分類
 記号 : F, C
 R : 14/15-34
 S : 1/2-8-43-45
・国連危険物分類(UN Haz Class):4.3
・国連包装等級(UN Pack Group):I
重要データは次ページ参照
ICSC番号:0710 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

リチウム ICSC番号:0710











物理的状態; 外観:
柔らかい、銀白色の金属。空気や湿気に暴露すると黄色になる

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると、激しく燃焼または爆発することがある。細かく拡散した場合、空気に触れると、自然発火することがある。加熱すると、有毒なフュームを生じる。強酸化剤、酸他多くの化合物(炭化水素、ハロゲン、ハロン、コンクリート、砂、石綿)と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。水と激しく反応し、引火性の高い水素ガスや腐食性フュームの水酸化リチウムを生成する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない;しかし、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。経口摂取すると、腐食性を示す。この物質を吸入すると、肺水腫を起こすことがある(「注」参照)。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:1336℃
・融点:180.5℃
・密度:0.5 g/cm3
・水への溶解性:激しく反応する
・蒸気圧:133 Pa(723℃)
・発火温度:179℃
環境に関する
データ

・肺水腫の症状は 2〜3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
・医師または医師が認定した者が、適切なスプレー剤を直ちに使用することを検討する。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−750
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)2;R(反応危険性)2;W
付加情報


ICSC番号:0710
更新日:1999.03
リチウム
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所