アクリル酸
ICSC:0688
ACRYLIC ACID
ピアレビュー:2013/04/12
2-プロペン酸
アクリル酸エステル
ビニルギ酸
Ethylenecarboxylic acid
Acroleic acid
2-Propenoic acid
CAS登録番号:79-10-7
RTECS番号:AS4375000
国連番号:2218 (安定化)
EC番号:607-061-00-8
EINECS番号:201-177-9
化学式:C3H4O2 / CH2=CHCOOH
分子量:72.07
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 引火性。多くの反応により、火災や爆発をもたらすことがある。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 水噴霧、アルコール耐性泡消火剤、粉末消火剤、二酸化炭素を使用する。
爆発 48℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 48℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備を使用する。蒸気は重合阻害されておらず、故障の危険性がある排気または換気設備では、重合する可能性がある。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。安全な場所から消火作業を行う。
身体への暴露 作業環境管理を厳密に!
吸入 咳、咽頭痛、灼熱感、息切れ、息苦しさ。 換気、局所排気または呼吸用保護具を使用する。 新鮮な空気、安静。半座位。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり!
発赤、痛み、重度の皮膚熱傷。
保護手袋、保護衣。 汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み、角膜損傷。 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズを外す)、医療機関に連絡する。
経口摂取 灼熱感、下痢、ショック/虚脱、意識喪失。 作業中は飲食、喫煙をしない。 口をすすぐ。吐かせない。直ちに医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・換気
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液を密閉式の容器に集め、残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管および処理する
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・ガラス、ステンレススチール、アルミニウムまたはポリエチレン被覆容器にのみ保存
・EU分類
記号:C, N; R:10-20/21/22-35-50;
S:(1/2)-26-36/37/39-45-61; Note:D
・国連分類
国連危険物分類:8; 国連の副次的危険性による分類:3; 国連包装等級:II
・GHS分類
注意喚起語:危険
引火性液体および蒸気
飲み込んだり、皮膚に接触または吸入すると有毒
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
呼吸器への刺激のおそれ
水生生物に有害
緊急時対応 貯蔵
・NFPA(米国防火協会)コード:H(健康有害性)3; F(燃焼危険性)2; R(反応危険性)2 ・耐火設備
・強酸化剤、強塩基、強酸、食品や飼料から離しておく
・暗所に保管
・安定化した状態でのみ貯蔵
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・保管条件は、使用される重合阻害剤の種類によって異なる
・適切な保管条件については、メーカーの取扱説明書を参照
・「注」参照
重要データ
≪物理的状態;外観≫
刺激臭のある無色の液体。

≪物理的危険性≫
この物質の蒸気は、重合阻害されておらず、重合して排気孔や火災防止装置を塞ぐことがある。

≪化学的危険性≫
加熱や光、酸素、過酸化物または他の活性化剤(酸、鉄塩)などの酸化剤の影響下で容易に重合し、火災または爆発の危険をもたらす。加熱すると分解し、有毒なのフュームを生成する。中程度の強酸である。強塩基およびアミンと激しく反応する。ニッケルおよび銅を含む多くの金属を侵す。

≪許容濃度≫
TLV:2 ppm, 5.9 mg/m3 (TWA); (皮膚吸収); A4 (人における発がん性が分類できていない物質); (ACGIH 2012)。
EU OEL:10 ppm, 29 mg/m3 (TWA); 20 ppm, 59 mg/m3 (STEL)。
≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。

≪吸入の危険性≫
20℃で気化すると、空気は汚染されて、やや急速に有害濃度に達することがある。 噴霧もしくは拡散すると、かなり急速に有害濃度に達する場合がある。

≪短期暴露の影響≫
眼および皮膚に対して腐食性を示す。 経口摂取すると腐食性を示す。 蒸気は眼および気道を重度に刺激する。

≪長期または反復暴露の影響≫
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を起こすことがある。 上気道および肺に影響を与え、肺機能の低下および気道過敏性をきたす場合がある。 「注」参照。

物理的性質 環境影響データ
・沸点:141℃
・融点:14℃
・比重(水=1):1.05
・水への溶解度:混和する
・蒸気圧:413 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.5
・引火点:48〜55℃ (c.c.)
・発火温度:395℃
・爆発限界:3.9〜19.8 vol% (空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.36(概算)
・蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.01(20℃)
・水生生物に対して有害である
・重合阻害剤の添加により、安定化した状態で市販されている(化学的危険を参照)
・14℃以下で凝固する
・凝固すると、局所的に安定剤の枯渇をもたらすため、解凍する際は、メーカーの取扱説明書に従う
・添加された安定剤や阻害剤が、この物質の毒性に影響を与える可能性がある(専門家に相談する)
・医師または医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な処置を検討する
・本物質に感受性を示す人は、本物質や他のアクリレート類との接触を避ける
付加情報

IPCS
International
Programme on
Chemical Safety
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