国際化学物質安全性カード
ナフタレン
ICSC:0667
NAPHTHALENE
ピアレビュー:2015/06/26
ナフタリン Naphthene
CAS登録番号:91-20-3
RTECS番号:QJ0525000
国連番号: 1334 (固体) 国連番号: 2304 (融解)
EC番号:601-052-00-2
EINECS番号:202-049-5
化学式:C10H8
分子量:128.18
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 可燃性。 裸火禁止。 水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。
爆発 80℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。 密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 粉塵の堆積を防ぐ。
身体への暴露 粉塵の拡散を防ぐ!
吸入 頭痛。 脱力感。 発汗。 吐き気。 嘔吐。 他の症状については、「経口摂取」参照。 換気(粉末でない場合)、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 新鮮な空気。 医療機関に連絡する。
皮膚 「吸入」参照。 保護手袋。 保護衣。 汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 体調がよくないと感じた場合は、医療機関を受診する。
充血。 安全眼鏡を着用する。 多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。
経口摂取 腹痛。 下痢。 発汗。 頭痛。 発熱。 黄疸。 脱力感。 暗色尿。 症状は、遅れて現われることがある。 作業中は飲食、喫煙をしない。 口をすすぐ。 吐かせない。 直ちに医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・下水に流してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質
・EU分類
記号:Xn, N; R:22-40-50/53; S:(1/2)-26-36/37/39-45-46-60-61
・国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):4.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III
・GHS分類
注意喚起語:警告
引火性固体
飲み込むと有害
皮膚に接触すると有害のおそれ
発がんのおそれの疑い
長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性
緊急時対応 貯蔵
・NFPA(米国防火協会)コード:H(健康有害性)2;F(燃焼危険性)2;R(反応危険性)0 ・強酸化剤および食品や飼料から離しておく
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・消火により生じる流出物を収容するための用意
重要データ
≪物理的状態;外観≫
特徴的な臭気のある、白色の様々な形状の固体。

≪物理的危険性≫
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。

≪化学的危険性≫
燃焼すると、刺激性で有毒なガスを生成する。 強酸化剤と反応する。 火災や爆発の危険を生じる。

≪許容濃度≫
TLV: 10 ppm as TWA; 15 ppm as STEL; (skin); A4 (not classifiable as a human carcinogen); (ACGIH 2011).
MAK: Carcinogen category: 2; Germ cell mutagen group: 3B; Skin absorption (H); (DFG 2004).

≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。

≪吸入の危険性≫
20℃で気化すると空気が汚染されて、 やや遅く有害濃度に達する。

≪短期暴露の影響≫
血管に影響を与えることがある。 血球損傷(溶血)を生じることがある。 「注」参照。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 経口摂取すると、死を引き起こすことがある。 医学的な経過観察が必要である。

≪長期または反復暴露の影響≫
血液に影響を与えることがある。 慢性溶血性貧血を生じることがある。 眼に影響を与えることがある。 白内障が進行を生じることがある。 人で発がん性を示す可能性がある。

物理的性質 環境影響データ
・沸点:218℃
・室温で昇華する
・融点:80℃
・密度:1.16 g/cm3
・水への溶解度(20℃) : 非常に溶けにくい
・蒸気圧:11 Pa (25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.42
・引火点:80℃ (c.c.)
・発火温度:540℃
・爆発限界:0.9-5.9 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.35
・水生生物に対して毒性がある
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある
・食物連鎖において、たとえば魚類で生物濃縮が起こることがある

付加情報

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Programme on
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