国際化学物質安全性カード

クロロベンゼン ICSC番号:0642
クロロベンゼン
CHLOROBENZENE
Benzene chloride
Chlorobenzol
Phenyl chloride
C6H5Cl
分子量:112.6
CAS登録番号:108-90-7
RTECS番号:CZ0175000
ICSC番号:0642
国連番号:1134
EC番号:602-033-00-1
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性である。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 27℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
27℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。
火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。
身体への暴露


吸入 嗜眠、頭痛、吐き気、意識喪失。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、皮膚の乾燥。
保護手袋
医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛。「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。 医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・換気。
・すべての発火源を取り除く。
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない
・(特別個人用保護具:有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク)

・耐火設備(条件)。
・強力な酸化剤から離しておく。

・EU分類
 記号 : Xn, N
 R : 10-20-51/53
 S : 2-24/25-61
・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):III

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0642 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

クロロベンゼン ICSC番号:0642











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱、高温面や炎との接触により分解して、有毒で腐食性のフュームを生じる。強力な酸化剤と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。ゴム、ある種のプラスチックを侵す。

許容濃度:
TLV:10 ppm(TWA) A3 (生体内暴露指標記載あり)(ACGIH 2003)

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚を刺激する。この液体を飲み込むと、誤嚥により化学性肺炎を起こす危険がある。中枢神経系に影響を与え、意識の低下を生じることがある。

長期または反復暴露の影響:
この液体は皮膚の脱脂を起こす。肝臓、腎臓に影響を与えることがある。

物理的性質
・沸点:132℃
・融点:−45℃
・比重(水=1):1.11
・水への溶解度:0.05 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:1.17 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.88
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.03
・引火点:27℃(C.C.)
・発火温度:590℃
・爆発限界:1.3〜11 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.18〜2.84
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。
・環境中に放出しないように強く勧告する。

火や高温面の近くで、または溶接作業中に使用してはならない
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30S1134
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0642
更新日:2003.11
クロロベンゼン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所