国際化学物質安全性カード

ビスフェノールA ICSC番号:0634
ビスフェノールA
BISPHENOL A
4,4'-(1-Methylethylidene)bisphenol
4,4'-Isopropylidenediphenol
C15H16O2 / (CH3)2C(C6H4OH)2
分子量:228.3
CAS登録番号:80-05-7
RTECS番号:SL6300000
ICSC番号:0634
EC番号:604-030-00-0
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。
裸火禁止
水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 空気中で粒子が細かく拡散して爆発性の混合気体を生じる。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。粉塵の堆積を防ぐ。密閉系、粉塵防爆型電気および照明設備。
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露 長期または反復暴露の影響」参照。
粉塵の拡散を防ぐ! あらゆる接触を避ける! 

吸入 咳、咽頭痛。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。体調がよくないと感じた場合は、医療機関に連絡する。
皮膚 発赤。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。体調がよくないと感じた場合は医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグルまたは顔面シールド。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 吐き気。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲ませる。
医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付きマスク。
この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を密閉式 容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。

・酸無水物、酸塩化物、強酸化剤、強塩基および食品や飼料から離しておく。
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。

・EU分類
 記号 : Xn
 R : 37-41-43-52-62
 S : 2-26-36/37-39-46-61
・GHS分類
  注意喚起語:警告
  シンボル:感嘆符-健康有害性
  強い眼刺激
  アレルギー性皮膚反応の起こすおそれ
  生殖能または胎児への悪影響のおそれの疑い
  呼吸器系への刺激のおそれ
  水生生物に毒性

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0634 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ビスフェノールA ICSC番号:0634











物理的状態; 外観:
白色の結晶および薄片または粉末

物理的危険性:
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。

化学的危険性:
強酸化剤と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。酸無水物、酸塩化物、強塩基と勢いよく反応し、昇温および昇圧を生じ爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

MAK:(吸引性画分) 5 mg/m3; 光感作(PS);ピーク暴露限度カテゴリー:I(1); 妊娠中のリスクグループ:C;BAT(職業性暴露に対する生物学的耐容値)の記載あり (DFG 2010)

EU OEL:(吸引性画分)TLV:10 mg/m3 (TWA)

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入。

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない。特に粉末の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に不快濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
重度に眼を刺激する。軽度に気道を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の接触により、皮膚感作および光感作を引き起こすことがある。上気道に影響を与えることがある。経口摂取により肝臓や腎臓に影響を生じることがある動物試験では人で生殖・発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。

物理的性質
・沸点:250〜252℃ (1.7kPa)
・融点:150〜157℃
・比重(水=1):1.2
・水への溶解度:0.03 g/100 ml (非常に溶けにくい)
・蒸気圧: ほとんどない (25 ℃)
・引火点: 227℃ (c.c.)
・発火温度:510〜570℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.32
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が強い。
・環境中に放出しないように強く勧告する。

・この物質は経皮吸収されるが、毒性影響についての報告はない(2011)。
付加情報


ICSC番号:0634
更新日:2011.06
ビスフェノールA
© IPCS, CEC, 1993

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