国際化学物質安全性カード

塩化バリウム、二水和物 ICSC番号:0615
塩化バリウム、二水和物
BARIUM CHLORIDE, DIHYDRATE
BaCl2. 2H2O
分子量:244.3
CAS登録番号:10326-27-9
RTECS番号:CQ8751000
ICSC番号:0615
国連番号:1564
EC番号:056-002-00-7
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性。
火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。

周辺の火災時:適切な消火薬剤を使用する。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ
作業環境管理を厳密に

吸入 咳、 咽頭痛。
「経口摂取」参照。
換気(粉末でない場合)、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤。
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。
発赤。
安全眼鏡、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、吐き気、下痢、嘔吐、脱力感、感覚鈍麻、意識喪失。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせる(意識がある場合のみ!)。安静。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を密閉式 容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない
・個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク。

・食品や飼料から離しておく。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : Xn
 R : 20/22
 S : (2-)28
 Note : A
・国連危険物分類(UN Haz Class):6.1
・国連包装等級(UN Pack Group):III

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0615 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

塩化バリウム、二水和物 ICSC番号:0615











物理的状態; 外観:
様々な形状の白色の固体

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると分解し、有毒なフュームを生じる。

許容濃度:
TLV:(Baとして) 0.5 mg/m3(TWA); A4(人における発がん性が分類できていない物質) (ACGIH 2004)。

MAK:(Baとして) (吸引性画分) 0.5 mg/m3; ピーク暴露限度カテゴリー:II(2) (DFG 2004)
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない。しかし、とくに粉末の場合、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。神経系に影響を与えることがある。低カリウム血症を引き起こし、心臓障害、筋肉障害を生じることがある。死に至ることがある。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・融点:113℃(「注」参照)
・密度:3.86 g/cm3
・水への溶解度:37.5 g/100 ml(よく溶ける)(26℃)
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

・結晶水を失うことによる見かけ上の融点が得られている。
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である。指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
・塩化バリウム[ICSC番号0614]も参照のこと。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61S1564-III または 61GT5-III
付加情報


ICSC番号:0615
更新日:1999.10
塩化バリウム、二水和物
© IPCS, CEC, 1993

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