国際化学物質安全性カード

2-ナフチルアミン ICSC番号:0610
2-ナフチルアミン
2-NAPHTHYLAMINE
beta-Naphthylamine
2-Aminonaphthalene
C10H9N
分子量:143.2
CAS登録番号:91-59-8
RTECS番号:QM2100000
ICSC番号:0610
国連番号:1650
EC番号:612-022-00-3
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性である。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
粉末消火薬剤、泡消火薬剤、水噴霧。
爆発


身体への暴露
あらゆる接触を避ける! 
いずれの場合も医師に相談
吸入 紫色(チアノ−ゼ)の唇や爪、紫色(チアノ−ゼ)の皮膚、錯乱、めまい、痙攣、頭痛、吐き気、意識喪失。
密閉系および換気。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり!「吸入」参照。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。

顔面シールド、または粉末の場合には呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質をふた付きの容器内に掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない
・自給式呼吸器付化学保護衣。

・食品や飼料から離しておく。
・密封。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : T, N
 R : 45-22-51/53
 S : 53-45-61
 Note : E
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連包装等級(UN Packing Group):II
重要データは次ページ参照
ICSC番号:0610 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

2-ナフチルアミン ICSC番号:0610











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、白〜帯赤色の薄片。空気に暴露すると赤色になる。

物理的危険性:


化学的危険性:
燃焼すると分解して、有毒で腐食性のフュームを生成する。

許容濃度:
TLV:A1 (ACGIH 2003)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない;しかし拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
血液に影響を与え、メトヘモグロビンを生成することがある。膀胱に影響を与え、炎症、血尿を引き起こすことがある。9,24,27,28,29医学的な経過観察が必要である。これらの影響は遅れて現われることがある。「注」参照。

長期または反復暴露の影響:
人で発がん性を示す。

物理的性質
・沸点:306℃
・融点:110.2〜113℃
・密度:1.061 g/cm3
・水への溶解性:溶けにくい
・相対蒸気密度(空気=1):4.95
・引火点:157℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.28
環境に関する
データ

・暴露の程度によっては、定期検診が必要である。
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である;指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
作業衣を家に持ち帰ってはならない
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61S1650
付加情報


ICSC番号:0610
作成日:2003.05
2-ナフチルアミン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所